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» 2010年05月21日 10時00分 UPDATE

薄型モノクロモデルも:OKI、高さ242ミリの自動両面対応A4カラーLEDプリンタ3機種

沖データはA4カラーLEDプリンタ3モデルとA4モノクロLEDプリンタ2モデルを6月上旬に発売する。高さ25センチ切りの薄型ボディで自動両面印刷に対応するのが特徴だ。

[ITmedia]

カラーLED/レーザープリンタで世界最薄をうたう

tm_1005oki01.jpg 発表された新製品群

 沖データは5月20日、LEDプリンタ「COREFIDO」シリーズの新モデルとして、A4カラー印刷対応の「C530dn」「C510dn」「C310dn」、およびA4モノクロ印刷対応の「B431dn」「B411dn」を発表した。いずれも6月上旬より出荷を開始する。価格はC530dnが8万9040円、C510dnが7万8540円、C310dnが6万5940円、B431dnが8万3790円、B411dnが6万2790円だ。年間の販売目標はカラー3モデルで1万台、モノクロ2モデルで6000台としている。

 カラーモデルの特徴は、自動両面印刷機能を標準装備していながら、カラーLED/レーザープリンタにおいて世界最薄をうたう高さ242ミリの薄型ボディだ(操作パネルの突起部含まず。2010年4月現在、沖データ調べ)。ケーブル類をカバーで隠すなど、360度どこから見ても美しいデザインを目指し、天面の右下に操作系を集めて使いやすさの向上も図った。

 従来モデルに比べた場合、LEDのチップ幅を22%削減した新LEDプリントヘッドを搭載したことに加えて、各色で独立していたイメージドラムユニットを4色一体型とし、各イメージドラムユニット間の距離を縮め、廃トナーボックスを1カ所にまとめたことで、高さで約10センチ、容積で約4割の小型化を実現した。イメージドラムユニットは、上からハンドルを持ち上げるだけで詰まった用紙を取り除けるバスケット方式を新採用した。

tm_1005oki02.jpg A4カラーモデルの「C530dn」
tm_1005oki03.jpg 上からハンドルを持ち上げるだけで取り外せるバスケット方式のイメージドラムユニット
tm_1005oki04.jpg 背面のケーブル類を隠すカバーを設けるなど、360度デザインにもこだわった

tm_1005oki05.jpg 操作パネルは天面の右下に集めている
tm_1005oki06.jpg LEDのチップ幅を22%削減した新LEDプリントヘッド(中段)
tm_1005oki07.jpg 薄さを重視したボディながら、自動両面印刷も可能

 2枚までの少数印刷の場合はプリンタが枚数を検知して定着温度を自動制御し、印刷待ち時間を短縮するとともに、ウォームアップ時の消費電力を最大約20%減らす「インテリジェント・クイックプリント」機能も持つ。さらにC530dnは未動作回路の電力も制御し、ミリワット単位の電力管理を可能にした独自開発の「Green ASIC」により、スリープ電力はクラス最小の0.9ワットに抑えた。

 画質面では、独自技術のiACS2(Integrated Accuracy-Optimizing Control System 2)によって、600×2400ドット単位で各色全ドットの位置を自動補正しつつ、転写したトナー量も同時に測定、1ドット単位でトナー濃度を補正することで、階調表現力を高めている。

 印刷速度はC530dnとC510dnがカラー26ページ/分(1枚約12.2円)、モノクロ30ページ/分(1枚約3.0円)、C310dnがカラー22ページ/分(約13.6円)、モノクロ24ページ/分(約3.1円)だ。給紙容量は最大970枚(オプション装着時)、長尺印刷にも対応する。本体サイズはいずれも410(幅)×504(奥行き)×242(高さ)ミリ、重量は約17.4キロ。保証期間は5年間、耐久性はC530dnとC510dnが約42万ページ、C310dnが約30万ページだ。

tm_1005oki08.jpg モノクロモデルの「431dn」

 モノクロモデルは、カラーモデルと同様に自動両面印刷をサポートしながら、薄型の新デザインを採用。カラーモデルや従来機種と部品点数で約50%の共通化を行うことで、保守性を高め、コストを削減した。ボディの高さは245ミリに抑えている。

 印刷速度はB431dnが38ページ/分(1枚約3円)、B411dnが33ページ/分(1枚約3円)。給紙容量はB431dnが最大970枚、B411dnが最大861枚となっている(オプション装着時)。2モデルとも本体サイズは387(幅)×367(奥行き)×245(高さ)ミリ、重量は約10.2キロだ。保証期間は5年間、耐久性は約20万ページ。

2010年度はシェア8%、売上げ11%増を目指す

tm_1005oki09.jpg 杉本晴重社長

 同日行われた製品発表会では沖データ社長の杉本晴重氏が登壇。「2009年はプリンタ市場が前年度比でマイナス4%と縮小傾向にあったが、OKIは前年度比で114%の売上を達成。カラープリンタの台数シェアは上期の6.8%から7.4%に伸ばした。2008年に発売したCOREFIDEシリーズの耐久性、信頼性、5年間保証が高い評価を受けている」と2009年度を振り返り、2010年度の戦略を「好評なCOREFIDEシリーズのラインアップを拡充し、パートナー支援策を継続強化することで、カラープリンタのシェアを5.7%から8%へ拡大し、11%の売上げ増を目指す」とした。

 新製品投入の背景については「価格別にA4プリンタ市場を見ると、3万〜10万円の製品がカラーモデルで65%、モノクロモデルで44%を占め、文教や官公庁をはじめ幅広い業種に利用されている。また、現行機種のC3400とC5800のユーザーに購入理由を聞くと、コンパクト、ハイパフォーマンス、エコロジーの3点を重視したという結果が出ている。今回のカラー3機種は台数が多い価格帯に投入し、ユーザーニーズの3点を満たし、さらにOKIの強みであるLEDの採用を強調していく」と述べた。

tm_1005oki10.jpg 2009年度売上げの推移
tm_1005oki11.jpg カラープリンタの台数シェア(出典:IDC)
tm_1005oki12.jpg 2010年度の販売計画。2011年度にシェア10%獲得が目標

tm_1005oki13.jpg A4プリンタ市場の価格帯。3万〜10万円のボリュームゾーンへ新機種を投入する(出典:IDC)
tm_1005oki14.jpg 6月1日からLEDバックライト搭載の液晶テレビや薄型コンパクトデジカメが当たるプレゼントキャンペーンを実施する
tm_1005oki15.jpg CMキャラの管野美穂さんから応援メッセージも届いた。「LEDを使ったプリンタはエコで、さらに新製品はコンパクト、スマート。まさに“現場に、愛を。”ですね」とのこと

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