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» 2010年06月02日 10時00分 UPDATE

15倍“ダブル”AVC録画対応:(その気になれば)“2週間8chまるごと”録画──アイ・オー、ハイエンド仕様のデジタルTVチューナー投入 (1/2)

アイ・オーが、AVC録画×ダブルチューナー仕様の自作PCユーザー向けTVチューナーカードを6月に発売する。複数枚差しで8チャンネル同時AVC録画に対応。今後、編集機能もソフトウェアアップデートで追加する。

[岩城俊介,ITmedia]

ハイビジョン解像度のまま、ダブルAVC録画が可能な3波対応デジタルチューナー

photo 3波対応デジタルチューナーとハードウェアAVCトランスコードに対応する「GV-MVP/XSW」と「GV-MVP/XS」(写真=右 シングルチューナー/シングルトランスコード対応)

 アイ・オー・データ機器は6月2日、業界初(2010年5月現在、同社調べ)とするフルHD/15倍録画対応のデジタルTVキャプチャーカード2モデルを発表。2010年6月中旬に発売する。

 ラインアップはデジタル3波(地上・BS・110度CS)チューナーとハードウェアトランスコードチップを2つ搭載する上位モデル「GV-MVP/XSW」とシングルチューナー/チップ仕様の「GV-MVP/XS」の2つ。価格はGV-MVP/XSWが2万1000円、GV-MVP/XSが1万5700円となる。

 大きな特徴は、リアルタイムにMPEG-4 AVC/H.264形式で録画するハードウェアトランスコードチップを搭載し、デジタル放送の解像度をそのままに最大15倍まで圧縮して保存できる点だ。既存のPC向けデジタルTVチューナー製品の一部に備わる、“解像度をハーフD1ほどのサイズに縮小”して長時間録画とする機能と比べ、一目で画質の差が分かるほどのクオリティを実現するという。トランスコードチップには、富士通セミコンダクタ「MB86H58」を採用した。


photophoto 3波対応Wチューナー+Wトランスコード対応の「GV-MVP/XSW」。カード上にハードウェアトランスコードチップ「MB86H58」を2つ実装し、B-CASカードスロットはカードの内側。アンテナ入力端子はBS・110度CSアンテナ電源供給対応端子を含めて2つ搭載する
photophoto 3波対応シングルチューナー+シングルトランスコード対応の「GV-MVP/XS」。GV-MVP/XSWと比べ、カードの奥行きは半分ほどとなる。こちらは願わくば、スリムケース仕様のメーカー製PC利用者などにも導入できるよう、ロープロファイル仕様としてほしかった(mini B-CASカード仕様とすると、現時点では地上デジタル放送しか対応できないジレンマもあるが)

 録画モードは、標準(放送波をそのまま記録する)「DRモード(MPEG-2 TS)」から、2倍(MPEG-4 AVC/H.264)、3倍、5倍、10倍、12倍、15倍(HR15)まで、全15種類。解像度を縮小し、Netbookなどでも容易に再生できるようにする低負荷SD録画モードも備える(SD録画モードは最大24倍録画)。


録画モード 解像度 フォーマット ビットレート 備考
DR 1920×1080
1440×1080
1280×720
720×480
※放送解像度に依存
MPEG-2 TS 24Mbps(BSデジタルなど)/17Mbps(地上デジタル) 一般放送画質
HR2 MPEG-4 AVC/H.264 12Mbps 2倍録画
HR3 8Mbps 3倍録画
HR5 4.8Mbps 5倍録画
HR7 3.4Mbps 7倍録画
HR10 2.4Mbps 10倍録画
HR12 2Mbps 12倍録画
HR15 1.6Mbps 15倍録画
SR4 720×480 6Mbps SD4倍録画
SR8 3Mbps SD8倍録画
SR16 1.5Mbps SD16倍録画
SR24 1Mbps SD24倍録画
XP MPEG-2 TS 9.8Mbps 高画質モード
SP 5.2Mbps 標準モード
LP 2.8Mbps 長時間モード
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