「ド定番のCore i7-860に食らいつきそう」――Phenom II X6 1090Tが3万円切り古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2010年06月14日 11時30分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「値下がりはHDDだけじゃないっす」――現実的な価格になってきた4Gバイトメモリ

TSUKUMO eX.の2TバイトHDD価格表

 5月末からの流れが続き、2TバイトHDDが特価で最安値を更新し続けている。各ショップで最安値となっているのは「WD Caviar Green WD20EARS」で、500Gバイトプラッタの旧モデルが9000円以下で売られる特価キャンペーンがいくつかみられた。また、新モデルの667GバイトプラッタモデルもTSUKUMO eX.やクレバリー1号店で9600円台まで下がっている。TSUKUMO eX.は「ここまで安くなるとほかのメーカーもつられてしまいますね。現状、値下がりが止まる気配はなく、すでに売れ筋は1Tバイトや1.5Tバイトから2Tバイトモデルに移行したといえます」と語る。

 値下がりが顕著なのはHDDにとどまらない。フラッシュメモリ関連パーツも大容量モデルが買いやすくなっている。T-ZONE.PC DIY SHOPでは、サムスン製コントローラを搭載したSuper Talent の256GバイトSSD「SAM56GM25S」が5万円切りで売られていた。「約1年前に登場したときは6万5000円くらいでした。SSD全体でみても256Gバイトモデルで5万円を切るのは貴重です。ただ、長い目でみれば、もっと安くなっていくでしょう」(T-ZONE.PC DIY SHOP)という。

 メモリも1枚4GバイトのDDR3が安くなっている。パソコンショップ・アークはSanMaxのDDR3-1066モジュールセットを入荷。1枚4Gバイトで、2枚組の「SMD-8G68HP-10F-D」が2万4990円、3枚組の「SMD-12G68HP-10F-T」が3万6690円。同店は「1枚あたり1万2000円から1万3000円強で、1万円前後となる同規格の2Gバイト2枚セットと比べても差がほとんどなくなってきています。この2モデルはDDR3-1066で遅めのモデルとなりますが、普及しているDDR3-1333規格の4Gバイト×2枚セットでも3万円切りしているので、4Gバイトメモリが全体的に安くなっているといえるでしょう。もしかしたら年内には2Gバイトタイプとの価格差がなくなる可能性もありますね」と話していた。

Super Talent のSSD「SAMxxGM25S」シリーズ(写真=左)。パソコンショップ・アークのメモリ価格表(写真=中央)。SanMax「SMD-12G68HP-10F-T」(写真=右)

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