これは、プライベートルーム“最強”PCかっ──「VALUESTAR G タイプW」を“家族のため”とも言い訳できる俺仕様に仕上げるHOT PRODUCTS(3/3 ページ)

» 2010年06月25日 11時00分 公開
[太田百合子,ITmedia]
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エンコードもさすが高速 サクサク動作で簡単ビデオ編集が可能

photo デジタルムービーカメラやデジタルカメラ、SDメモリーカード、USBメモリなど、コンテンツデータを含む機器を接続すると、自動的に起動する「ムービーフォトメニュー」。メディアコンテンツの取り込みや管理から、録画番組のSDメモリーカード保存、スライドショーの表示、フォトブックの作成など、マルチメディア系機能が分かりやすくまとめられている

 ハイスペックなハードウェア構成の恩恵は、高画質の写真データやハイビジョンクラスの動画編集時にも実感できる。特にビデオ編集時の「すこぶる簡単」でサクサクな動作感が喜ばしい。付属ソフト「Corel Digital Studio for NEC」を使い、デジタルムービーカメラからの取り込みや映像編集、Blu-ray Discメディアへの書き出しまで、さっとスマートにこなせる。例えばこんな感じだ。

  • AVCHD対応デジタルムービーカメラを接続
  • 自動でメディア総合管理ソフト「ムービーフォトメニュー」が起動
  • ムービーフォトメニューから起動できる「Corel Digital Studio for NEC」より、映像を取り込む(PCに保存する)
  • 取り込んだ映像から不要な部分のカット編集、タイトルやBGMを追加──などの映像編集
  • 編集したビデオ作品は、一般的なプレーヤーで視聴可能なファイル形式にエンコードして保存
  • Blu-ray Discなどの光学メディアに記録

 特に、エンコードの速度が大変高速だ。クアッドコアで8スレッドの同時処理が行えるCore i7を選んだメリットはこのようなシーンで大いに体感できる。


photophotophoto 不要なシーンをカットするトリム機能なども自在に行える。このほか、あらかじめ用意されたテーマや文字デザイン、BGMを選択して、ちょっとした演出を施すこともすこぶる容易だ。Blu-ray DiscやDVDメディアに書き出す際のメニューも数パターン用意される
photo 家庭用ゲーム機やデジタルレコーダーを接続し、PC起動なしに外部ディスプレイとして利用できる「外部HDMI+D4入力端子」も備える

 ビデオ編集だけでなく、外付けのグラフィックス「GeForce GT 330」も搭載するので、たいていのオンライン3Dゲームもかなり快適に動作する。

 このほか、ゲーム用途としては「HDMI入力+D4入力端子」を追加したこともポイントだ。例えばPlayStation 3やXbox 360などはHDMI接続、WiiはD4で接続し、PCの起動なしに「ゲーム用ディスプレイ」として使える。さらに家庭用デジタルレコーダーやプレーヤーを組み合わせるのもよし、時には別のPCの「豪華なフルHDサブディスプレイ」として使うといった応用もアリだろう。デジタルテレビ付き液晶一体型PCの選択肢は2010年現在、かなり多くなってきているが、この「外部ディスプレイ」として使える機能を備えたモデルは意外に少ないのだ。


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 このように、VALUESTAR G タイプWは「PCとしての高いパフォーマンスは当たり前」を前提に、デジタルテレビ、ハイビジョンレコーダー、Blu-ray Discプレーヤー、音楽プレーヤー、家庭用ゲーム機用ディスプレイ、デジタルメディアストレージなどの機能を1台に凝縮した“ほぼ全部入り”の仕様が大きな特徴である。

 最低3年はストレスを感じることなく“自分のため、家族のため”に使える──そんなPCの選択肢としてBTO対応の「VALUESTAR G タイプW」は、“オトーサンのための全部入りPC”として満足のいく1台となるはずだ。


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