「やっぱりAMDは安くて省電力じゃないと」――6コア化を加速させる新型「Phenom II X6 1055T」古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2010年06月28日 11時13分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「RAID 0でブート化。これです」――1万5000円前後で買えるSATA3 SSDが登場!

TSUKUMO eX.の1階レジに掲げられたPOP。台数限定で2TバイトHDDが9270円となっていた。週末特価で9000円を切るショップも

 現在、多くのPCパーツショップで目玉となっているのは、9000円台前半の2TバイトHDD「WD Caviar Green WD20EARS」だ。ほかの2Tバイトモデルと比べても1000円から2000円は安くなっているが、SSDでも割安感で人気を集めそうなモデルが登場している。

 それが、Crucialの「CTFDDAC064MAG-1G1」だ。3月初旬に256Gバイトと128Gバイトモデルが登場したSATA 3.0 SSD「RealSSD C300シリーズ」に属する64Gバイトモデルで、価格は1万5000円前後。在庫は潤沢だ。なお、上位モデルの価格は256Gバイトモデルが6万円台後半で、128Gバイトモデルが3万円台後半と、SSDのなかでも高価な部類に入る。

 RealSSD C300シリーズはすべてリード最大355Mバイト/秒のハイスピードを実現しているが、ライト速度はモデルによって異なる。256Gバイトモデルは最大215Mバイト/秒で、128Gバイトモデルは最大140Mバイト/秒。そして今回登場した64Gバイトモデルは最大70Mバイト/秒だ。この性能から、多くのショップが「リード速度がものをいうブートドライブに使う人が多いでしょう」と語っていた。

 T-ZONE.PC DIY SHOPは「64Gバイトモデルを2台買ってRAID 0を組む使い方が流行るかもしれませんね。128Gバイトモデル1台買うより安いですし、断然速くなりますから。容量不足の問題も解消しますし、いまならSATA 3.0の環境も整えやすいでしょう。これはちょっと最強の選択肢になりそうですね」と期待を寄せていた。

 そのほか、SSDでは1.8インチの日立型IDEモデルもMach Xtremeから登場している。先々週に登場した東芝型IDEタイプの兄弟モデルで、価格も同じだ。ラインアップと価格は、240Gバイトモデルが8万7000円前後、120Gバイトモデルが5万円弱、60Gバイトモデルが2万8000円弱、30Gバイトモデルが1万9000円弱となる。リード時の最大速度は120Mバイト/秒だ。パソコンショップ・アークは「1.8インチSSDは品薄がデフォなので、ノートPCに換装するなら早めに入手してください」と話していた。

T-ZONE.PC DIY SHOPのレジ前POP(写真=左)。Crucial「RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1」(写真=中央)。Mach Xtreme「MXSSD1MNANO」シリーズ(写真=右)

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