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» 2010年07月09日 11時30分 UPDATE

2010年PC夏モデル:Arrandale世代“CULV”ノートの実力は?──「IdeaPad U160」の見た目と性能に驚く (1/3)

IdeaPadの携帯重視モデルが外も内も大変身。“あでやかな”天面を身にまとい、“最新世代”な中身を詰め込んだコストパフォーマンスを検証した。

[長浜和也,ITmedia]

携帯重視の“U”もArradaleに

 IdeaPad U160は、レノボのコンシューマー向けノートPCラインアップ「IdeaPad」で携帯利用を重視した11.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルだ。IdeaPad Uシリーズの従来モデルとして、2010年2月にリリースされたIdeaPad U150があるが、IdeaPad U160は新デザインのボディを採用し、そのサイズは290(幅)×193(奥行き)×22.5〜33.5(厚さ)ミリ、重さが約1.4キロとIdeaPad U150の291.8(幅)×192.4(奥行き)×24.0〜34.3(厚さ)ミリ、重さが約1.5キロからわずかに小型軽量となった。

kn_ipu160_01.jpgkn_ipu160_02.jpg Arrandale世代の“CULV版”CPUを搭載したIdeaPad U160(写真=左)。鮮やかな“スクエア・レッド”を施した天面が印象的だ(写真=右)

 また、システム構成も変更が加えられ、従来モデルでCore マイクロアーキテクチャベースのプラットフォームを採用していた(日本投入モデルでは、Celeron 743とIntel GS45 Expressチップセットの組み合わせ)が、IdeaPad U160は、2010年にインテルが発表した“Arrandale”世代のCPUをベースとするCalpellaプラットフォームを導入した。

 日本で投入するIdeaPad U160のCPUは、直販限定のWebモデルで「Core i5-430UM」(動作クロック1.2GHz、Turbo Boost Technology有効時で1.73GHz)、もしくは「Core i3-330UM」(動作クロック1.2GHz)を搭載し、店頭販売向けのTMモデルでは、Pentium U5400(動作クロック1.2GHz)を採用する。いずれも、TDP18ワットの超低電圧版で、低価格モデルのPentium U5400は、「Arrandale世代のCULV版」(Consumer Ultra Low Voltage。インテルが定めた公式なカテゴリー名ではないものの、個人ユーザー向けの超低電圧版CPUの呼称として広く使われている)に相当するモデルとして注目されている。

 搭載するCPU以外に、Webモデルの2機種とTMモデルの構成は、システムメモリとHDDの容量が異なるだけで(Webモデルの上位機種「08944VJ」はシステムメモリがDDR3-1066を4Gバイト搭載してHDD容量が500Gバイト、下位機種の「08948AJ」はシステムメモリがDDR3-1066を2Gバイト搭載してHDD容量が320Gバイト、TMモデルはシステムメモリがDDR3-1066を3Gバイト、HDD容量が500Gバイト)、初期導入のOS(すべて64ビット版のWindows 7 Home Premium)やIntel HM55 Expressチップセット、本体搭載のインタフェースなど、そのほかのスペックは共通する(TMモデルも2機種用意されるが、違いはOffice Personal 2007の有無でハードウェア構成は同じ)。

 搭載するCPUのTDPがすべて18ワットなので、消費電力はほぼ同じとされ、レノボジャパンが示す公式のバッテリー駆動時間も6セルバッテリー搭載時で約5時間とされている(IdeaPad U150の公称バッテリー駆動時間から2時間ほど短くなった)。なお、バッテリー駆動時間のベンチマークテスト「BBench 1.01」(海人氏作)で測定したところ(測定条件は、電力管理モードをバランスに設定し、BBenchの設定は初期状態のままとした)、残バッテリー容量5%になるまで、3.6時間という結果になった。

kn_ipu160_09.jpgkn_ipu160_10.jpg 評価で用いたIdeaPad U160試作機の構成をCPU-Z(写真=左)とGPU-Z(写真=右)でチェックする

kn_ipu160_11.jpgkn_ipu160_12.jpgkn_ipu160_13.jpg 評価で用いたIdeaPad U160試作機の構成をデバイスマネージャーで確認する

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