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» 2010年07月12日 11時47分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「まさにキワモノ」――グラフィックスカードをノートPCで使うアダプタが登場 (1/4)

チップセット外のGPUを内蔵したノートPCは「外付けグラフィックス搭載」と呼ばれるが、本当に“外付け”でグラフィックスカードを使うアイテムが登場してしまった。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「これぞアキバって感じの道具ですよね」――“人柱”志願者が続出しそうなノートPC向けパーツ

og_akiba_001.jpg Bプラステクノロジー「PE4H-EC2C」

 先週、BプラステクノロジーのExpressCard/34型アダプタ「PE4H-EC2C」と「PE3」が複数のショップに入荷した。どちらもデスクトップ向けのPCI ExpressカードをノートPCで使うためのアイテムだ。価格は順に1万5000円弱と6000円弱。街全体でみると在庫は潤沢といえる。

 PE4H-EC2Cは、PCI Express x16スロットの載る基板を、ExpressCard /34経由でノートPCにつなぐ。グラフィックスカードを基板に挿して、基板と専用ケーブルで結んだExpressCardカードをノートPCに装着すれば、PCI Express x1動作のグラフィックスとして動作する。グラフィックスカードと基板の給電は、付属の電源スイッチ基板を介して、別途用意したATX電源でまかなう仕組みだ。一方、PE3は、XpressCardカード本体にPCI Express x1スロットとUSB 2.0端子がついており、ノートPCからの給電で拡張カードやUSB機器を稼働させる。

 入荷した多くのショップは、「人柱求む!」「人柱用」などの文言を添えて独自のPOPを作って盛り上げていた。フェイス秋葉原本店は「研究者向けのアイテムで、我々も動作保証は恐ろしくてできないです。しかし、こういう変わり種アイテムが流通するのがアキバです。価格も割と安いですし、チャレンジする環境もそれほどしばりがないので、試してみようという人はいると思いますよ」とうれしそうに語る。

 デモを実施するショップも多く、PE4H-EC2CにSASカードを接続して合計24TバイトのHDDをノートPCで稼働させているT-ZONE.PC DIY SHOPは「まさにキワモノという感じ。ノートPCにむき出しの基板がつながっているのも異形ですが、アイデア次第でいろいろな実験ができそうです。PCI Express x1動作になるのでグラフィックスカードの性能をノートPCで利用するというのは少し厳しいですが、映像出力端子を増やす目的だったり、デモ機であるようにRAIDカードなどで機能を拡張するといった使い方なら、意外と実用的かもしれません」と、さまざまな活用法を説いてくれた。

 なお、今のところは初回入荷分の取り扱いしか想定していないショップがほとんどだったが、「好評なら再入荷も検討するかもしれません。製造ペースの限界で少数しか入荷していないというわけではないので」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とのことだ。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg PE4H-EC2Cのパッケージ。注意書きを理解したうえで購入したい(写真=左)。T-ZONE.PC DIY SHOPのデモ機(写真=中央)。Bプラステクノロジー「PE3」(写真=右)

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