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» 2010年07月20日 12時00分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp:「GeForceのターンが来そう」――GeForce GTX 460登場でGPU対決が過熱! (1/4)

FF14ベンチの登場以来、グラフィックスカードで優勢を誇ってきたのはRadeon。しかし、ここにきてGeForceの注目度が急上昇している。原因はどうも1つではないらしい……。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「1Gバイトメモリ版がすごく売れていますね」――GeForce GTX 460カードが好調な滑り出し

og_akiba_001.jpg パソコンショップ・アークのGeForce GTX 460カード

 先週、NVIDIAの新GPU「GeForce GTX 460」を搭載したグラフィックスカードが各社から登場した。すでに出回っているGTX 465の下位にあたるGPUで、標準仕様のカードはメモリ容量やバンド幅が異なる2種類を用意している。GDDR5 1Gバイトを搭載するタイプは、256ビットで115.2Gバイト/秒のバンド幅があり、価格は2万5000円前後となる。一方のGDDR5 768Mバイト対応は、192ビットで86.5Gバイト/秒、価格は2万円前後だ。これら標準仕様に加え、大型クーラーを搭載したタイプや、オーバークロックを施したカードなども同時に出回っている。GPU全体の在庫は潤沢だ。

 入荷したばかりのGeForce GTX 460だが、すでに上位のGTX 465を超える人気を博しているという声が多かった。ツートップ秋葉原本店は「GTX 465は価格的にまだ割高ということでイマイチですが、GTX 460は1Gバイトモデルが好調ですね。コアクロックやメモリクロックなどはGTX 465より高いので、ゲーム用途では上位モデル以上の性能を発揮するようです。特にいまはFF14ベンチのスコアを気にされる方が多く、デモ機をじっくり観察するお客さんがたくさんいらっしゃいます」という。

 各カードのPOPにFF14ベンチのスコアを掲載するショップもあり、現在のグラフィックスカードの主要な指標になっていることが伺える。ドスパラ秋葉原本店では、Core i7-860搭載マシンでPalit製の1Gバイトモデル(オーバークロック版)がHIGH(1920×1080ドット)で2707、768Mバイトの標準仕様モデルがHIGHで2280というスコアとなっていた。同店は「Radeon HD 5770より高いスコアが出るということで、注目している人は多いですね。実際のパフォーマンスもGeForceの最新ドライバで1割近く上がるという声もあり、ここにきてGeForce勢が盛り上がってきています」と語る。

 FF14ベンチが公開されて以来、価格に対してスコア結果が高いRadeon HD 5770や5870の人気が急上昇しているが、GTX 460やGeForce最新ドライバの登場によって、勢力図が変わる動きも出てきているようだ。某ショップからは「Radeonはベンチスコアが高くても、βテスト版を動かすと若干カクつくことがあるみたいです。そうなると、ドライバの改善が求められますが、Radeonはそうしたレスポンスが昔から遅いんですよ。それを知っているユーザーは、すでに照準をGeForceに切り替えているようです」という話も聞いた。

 そうした追い風も手伝って、GTX 460は今後のさらなるヒットが期待されている。複数のショップで最も売れているのは、GALAXYから登場したオーバークロック仕様の1Gバイトモデル「GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0」とのことだ。今後の動向にも注目したい。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg 若干のクロックアップを施したPalitの1Gバイトモデル「GTX460 SONIC 1024M GDDR5」(写真=左)。ツートップ秋葉原本店のGTX 460デモ機。Core i7-860と「GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0」のコンビでHIGH=2671のスコアを出していた(写真=中央)。GALAXY「GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0」(写真=右)

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