新旧PC徹底対決 これだけ違う「2010年の新世代モバイルPC」Core プロセッサー、Windows 7、WiMAX──3つの新技術がもたらすシナジー効果を実感(4/4 ページ)

» 2010年08月09日 10時00分 公開
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早くて速い、日々の使い勝手も大きく変える「新世代モバイルPC」

photo 起動/休止/復帰時間を比較

 新世代モバイルPCは、日常の使い勝手も大きく変える。「速い」処理能力や「長い」バッテリー動作時間はもちろんだが、さっと使い始めてさっと使い終えられる「早さ」も重要だ。

 非稼働中も作業中の内容を保持することで、すばやく稼働/非稼働状態を切り替える──ディスプレイを開いたらパッと使えるようになる「スリープ」はもちろん、OSを起動したり、HDDに動作状態を保存して非稼働状態に移行する「休止状態(ハイバネーション)やハイブリッドスリープ」および「休止からの復帰」にかかる時間は、OSやPCそのもののパフォーマンスでかなり差が出てくる部分だ。

 では時間を計測しよう。起動と再開は、電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示され砂時計が消えるまで、休止状態(ハイバネーション)は、スタートメニューから休止を指示してから電源インジケータが消えるまで、3回ずつ計測して平均値を出した。

 新世代モバイルPCは、OSの起動で約3分の1、再開で約3分の2という結果。「あれ、もう起動したの?」とハッキリ体感できるレベルで高速だった。

photo 自動接続ユーティリティソフトを利用し、自動的にインターネット接続されるまでの時間を計測

 そこから、インターネットに接続される時間の「早さ」はさらに違う。

 モバイルWiMAXを内蔵する新世代モバイルPCは、スリープ状態からディスプレイを開くだけでパッと復帰し、約14秒後には「すでにインターネットにも自動接続されている」が、旧世代モバイルPCは約1分ほどかかった。これは、新世代PCに添付する標準のモバイルWiMAX接続ソフト「インテル® Proset/Wireless WiMAX接続ユーティリティー」があるほか、OS側の制御方法が改良され、通信デバイスを認識して使用可能となるまでの時間が大きく異なるためで、Windows 7は素早く通信モジュールを認識して動作可能状態になる仕組みを採用している点が大きい。このほか、PCでのデータ通信に特化したモバイルWiMAXは、3Gデータ通信よりも早く利用可能な電波を検出し、(契約していれば)認証パスワードなどの入力なしにインターネットに自動接続される点もさらに時間を短縮できる大きなポイントになっている。

 なお、今回はユーザー利用シーンの一例を想定して旧世代モバイルPCは3GのUSB通信モジュールを使う方法を選んだが、このような外付けの端末は取り出してPCに装着するという“ひと手間”があるのもなかなか面倒。バッグからPCとUSB通信モジュールを取り出し、USB通信モジュールをPCに差して、端末が認識されるまで待ち、接続ユーティリティソフトを起動して手動で接続(ダイヤルアップ接続)作業を行う──これだけで1、2分は要してしまうので、実際にインターネットが使えるようになるまでの時間はもっと必要だ。駅のホームで立ったまま「重要なメールの内容を1つだけチェックしたい」場合、取引先でトラブル「今すぐ会社のデータベースにアクセスして対処しなければならない」場合など、すぐ使いたい時にこの差はかなり効いてくるのだ。

新世代モバイルPCのキーワードは「Core プロセッサー + Windows 7 + モバイルWiMAX」

photo

 ここまで触れてきたように、2010インテル Coreプロセッサー + Windows 7 Professional + モバイルWiMAXの強力タッグで構成される新世代のモバイルPCは、単なるPCの新モデルではなく、従来のモバイルPCの概念を大きく覆すほど大きな進化を遂げた。その高いパフォーマンスは、モバイル環境でも「メインマシンをそのまま、どこへでも安全に持ち出して、より快適に作業する」ことを可能にし、日々のワークスタイル、ライフスタイルでさえ変えてしまう可能性も大いに秘めている。

 また、高いパフォーマンスとモビリティ性、スマートで高速なインターネット接続を可能とする新世代モバイルPCは、モバイルという枠を取り払ってもきわめて魅力的な存在だ。家でも、会社でも、外出先でも、すべて1台で完結し、場所を問わず、高速なインターネットをいつでもどこでもフル活用できるようになるからだ。

 数年前のPCも、まだ使えるだろう。それには愛着もあるかもしれない。──ただ、「ここがこうなれば……」と思う部分も多々あるはず。“この部分”の悩みは、新世代のモバイルPCでほぼすべてを解決できてしまうのである。


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