マザーボードでは前述の「870A Fuzion」が注目を集める一方で、BIOSTARのmicroATX「G31-M4」も登場から好調な売れ行きをみせていた。Intel G31 Expressを採用したSocket 478マザーで、価格は5000円強から7000円弱。PCI Express x16スロットを1基備え、DDR2メモリスロットは2基用意している。
入荷したツートップ秋葉原本店は、「7月に登場したMARSHALの『MAMR-865GV』もそうでしたが、Socket 478マザーはかなり好調に売れますね。4〜5年前から使っているマシンのマザーボードを付け替える目的で購入される方や、古めのパーツを中古ショップで集めて安くサブマシンを作るという人まで、さまざまな需要があるみたいです。いや、もう無視できない存在ですね」と語る。
そうしたレガシー需要を後押しするように、ドスパラ秋葉原本店では25日からSocket 939採用のAMD 790GXマザー「939A790GMH」を販売予定という。メーカーはASRockで、予価は8480円。また、同時期に同社のSocket AM3対応マザー「890FX Deluxe4」と「890GX Extreme4」も販売予定だ。予価は順に1万7980円と1万5480円。この2モデルは、2基のUSB 3.0ポートをフロントに配置する3.5インチベイ用ユニットを付属しているのが特徴だ。同ショップは「ASRockはちょっと違った視点から、かなり意欲的な製品を投入してきますね。USB 3.0もフロントにないとUSBメモリを挿すなどの実用面でネックになるので、これはなかり需要があると思います」と話していた。
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