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» 2010年09月08日 19時01分 UPDATE

IDF 2010で「Sandy Bridge」はどこまで明らかになる?

“秋の”IDF 2010が来週始まる。きょう明日と暴風雨をついて米国に出撃する関係者も多いと聞く。そのIDFの主役は、やっぱり「Sandy Bridge」だろう。

[長浜和也,ITmedia]

オッテリーニさん、Sandy Bridgeは順調ですか?

 来週の9月13日から15日にかけて、米国はサンフランシスコのMoscone Center Westで“秋の”Intel Developer Forum 2010(IDF 2010)が行われる。インテルの開発セオリー「Tick Tock」によって、毎年新しいモデルが登場するインテルにとって、秋のIDFは次世代モデルの詳細な情報を明らかにする機会になる。自作PCユーザーとしても注目したいイベントだ。

 「Tick Tock」の順番でいくと、次に登場するのは32ナノメートルプロセスルールで“新しいアーキテクチャ”を採用する「Sandy Bridge」だ。というわけで、秋のIDF 2010でも、Sandy Bridgeの詳細な情報がどれだけ明らかになるのかに注目が集まる。

kn_preidf_01.jpgkn_preidf_02.jpg 次にくるSandy Bridgeは開発フェーズの「Tock」にあたる(写真=左)。Sandy Bridgeの情報は、IDF、CeBIT、COMPUTEX TAIPEIと機会ごとに紹介されている(写真=右)

 IDF 2010の公式Webページで示されているスケジュールでも、初日に行われるIntel CEOのポール・オッテリーニ氏と上級副社長 兼 アーキテクチャグループジェネラルマネージャーのディビット・パルムッター氏が登場する基調講演で「Next Generation micro architecture」がテーマになるほか、同日の午後にあるTechnology InsightでもSandy Bridgeが取り上げられる予定だ。

 すでに、2009年の秋に行われたIDF 2009で、“動くSandy Bridge”を搭載したデスクトップPCが登場し、その後、CeBIT2010やCOMPUTEX TAIPEI 2010などでもSandy Bridgeの特徴が紹介されているが、IDF 2010ではより詳細な技術的仕様が公表されるものと期待されている。

 COMPUTEX TAIPEI 2010で行われたインテルのセッションでは、Sandy Bridgeに統合されるグラフィックスコアで快適なゲーム動作環境を実現できることが示されたが、IDF 2010では、ノートPC向けSandy Bridgeとそこに統合されたグラフィックスコアでBlu-ray 3Dコンテンツが実用的なフレームレートで再生されるのが披露されるほか、Sandy Bridgeで利用できる映像環境に関する詳しい情報が公開されるという。

 Westmere世代のClarkdaleとArrandaleについて、オッテリーニ氏はIDF 2009の基調講演で「すでに大量製造の段階に入っていて、第4四半期には製品が登場することになる」と発言し、実際、2010年1月の2010 International CESに合わせたローンチ以降に順調に出荷が進み、2010年の早い段階で世代移行が進んでいる。

 IDF 2010でも同様に、Sandy Bridgeの開発が順調で、早期の製品出荷が可能であると、オッテリーニ氏は明言するだろうか。2011年のインテルを占うIDF 2010で彼らが何を示すのか。PC USERでは、随時紹介していく予定だ。

kn_preidf_03.jpgkn_preidf_04.jpg COMPUTEX TAIPEI 2010ではノートPC向けSandy BridgeでCINEBENCH R11.5を実行するデモが紹介された(写真=左)。そのときに動作していたSandy Bridgeの動作クロックは2.2GHzだった(写真=右)

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