「待つしかない。次のビックウェーブを」――フタが開いた後のFF14事情古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2010年09月27日 11時55分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「まともな価格になってきて、ようやく選択肢に」――OCZのPCI Express型SSDに期待感

OCZ「RevoDrive」シリーズ

 リード最大540Mバイト/秒の高速転送を誇るSSDのPCI Express x4型SSD「RevoDrive」シリーズは、240Gバイトと120Gバイトモデルが8月末から一部のショップに出回りはじめ、9月中旬以降は比較的潤沢に流通している。価格は順に7万円前後と4万円前後だ。さらに、先週末には新たに480/360/180/80/50Gバイトの5種類を取り扱うショップもみられるようになった。価格は順に14万円前後と11万円前後、5万5000円前後、3万5000円前後、2万500円前後だ。それぞれの在庫は少数。

 RevoDriveシリーズは、カード内でRAID 0を構築することにより速度を高めている。最大容量の480Gバイトモデル「OCZSSDPX-1RVD0480」も1スロットのみを占有する構造で、補助電源の必要もない。180Gバイト以上のモデルは従来モデルと同じように、リード最大540Mバイト/秒、ライト最大480Mバイト/秒の公称値が記載されている。80Gバイトと50Gバイトモデルはリード最大速度が同じで、ライト速度は最大450Mバイト/秒。全ラインアップでブートドライブに利用可能だ。

 入荷したパソコンショップ・アークは「480Gバイトモデルはちょっと高価すぎるかもしれませんが、1年前に登場したPCI Express型SSDに比べて割安になっているのは確かです。1枚で十分に速いうえ、容量単価もSATA接続モデルに近づいてきています。PCケース内でドライブベイを全部外して、長いグラフィックスカードを挿すといった構造も可能になりますし、実用的な選択肢になってきたと思いますね」と話していた。

 SATA接続のSSDでは、SATA 3.0に対応するCrucialの「RealSSD C300」シリーズがヒットを続けているが、SATA 2.0対応SSDも人気モデルの値下げが多くみられるようになっており、根強く売れている。クレバリー1号店は「SSDやHDDは単体で乗せ換える人が多いパーツです。まだマシン自体がSATA 3.0に対応していないという方のほうが多勢ということもあり、安定した人気を保っていますよ。そのうえでインテルの『X25-M』が2万円以下で買えるようになってきましたから、また盛り上がるかもしれません」と話していた。

RevoDriveシリーズの基板。発熱処理の必要がないため、いたってスリムだ(写真=左)。480Gバイトモデル「OCZSSDPX-1RVD0480」のパッケージにプリントされた仕様(写真=中央)。T-ZONE.PC DIY SHOPはX25-M 80Gバイトを個数限定1万7800円で販売していた(写真=右)

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