ASUS、第2世代ION/12.1型WXGA液晶搭載の“ランボルギーニ”モデル「Eee PC VX6」デュアルコアのハイスペック機、9.5時間駆動モデルも

» 2010年10月14日 18時30分 公開
[ITmedia]

Eee PC新モデルの3機種を一挙投入

 ASUSTeK Computer(ASUS)は10月14日、「Eee PC」シリーズの2010年冬モデルとして3機種を発表した。ラインアップはランボルギーニとのコラボレーションモデル「Eee PC VX6」、VX6のベースとなる第2世代NVIDIA ION搭載モデル「Eee PC 1215N」、長時間駆動が特徴のモデル「Eee PC 1015PEM」だ。10月23日から順次発売する。

「Eee PC VX6」
「Eee PC 1215N」
「Eee PC 1015PEM」

ランボルギーニとコラボした最上位モデル「Eee PC VX6」

 Eee PC VX6はランボルギーニとのコラボレーションによるハイエンドNetbook。ボディカラーはグロッシーホワイトとグロッシーブラックの2色を用意する。OSは32ビット版Windows 7 Home Premiumだ。発売日は10月23日の予定、価格は7万4800円。

グロッシーホワイト
グロッシーブラック

 ボディは天面にランボルギーニのロゴを配し、曲線と直線を組み合わせたデザインを採用する。起動時には独特のエキゾーストノート(排気音)が鳴る仕組みだ。Bang & Olufsen ICEpowerが認定したオーディオシステムも搭載する。

 第2世代NVIDIA ION(NVIDIA ION 2)を採用し、CPU統合グラフィックスとディスクリートGPUを自動的に切り替えることで、省電力と描画性能を両立するNVIDIA Optimusにも対応する。CPUにはNettop向けのAtom D525(デュアルコア/1.8GHz)を搭載し、1366×768ドット表示の12.1型ワイド液晶ディスプレイ(LEDバックライト)を備える。

 チップセットはIntel NM10 Express、メモリは2Gバイト(PC3-6400/最大4Gバイト)、HDDは320Gバイト。通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LAN、100BASE-TXの有線LAN、Bluetooth 3.0+HSを装備し、インタフェース類はUSB 3.0×2、USB 2.0、HDMI出力、アナログRGB出力、音声入出力、SDメモリーカードリーダー(SDHC/SDXC対応)、130万画素のWebカメラを備える。

 バッテリー駆動時間は5時間(6セルリチウムイオンバッテリー装備)。本体サイズは297(幅)×204(奥行き)×23〜38(高さ)ミリ、重量は約1.5キロだ。

天面にはファイティングブルのエンブレムをあしらっている
キーボードの上にもランボルギーニのロゴを配している
タッチパッドやパームレスト、キーボード上部のデザインが個性的だ

NVIDIA ION搭載のハイスペックモデル「Eee PC 1215N」

 Eee PC 1215Nは、VX6のベースとなっているハイスペックなNetbook。ボディカラーはグロッシーレッド、グロッシーブラック、シルバーの3色を用意する。OSは32ビット版Windows 7 Home Premiumだ。発売日は10月23日以降の見込みで、価格は5万9800円。

グロッシーレッド
グロッシーブラック
シルバー

 基本スペックはVX6とほぼ共通化されている。第2世代NVIDIA IONを採用し、Nettop向けデュアルコアCPUのAtom D525(デュアルコア/1.8GHz)、1366×768ドット表示の12.1型ワイド液晶ディスプレイ(LEDバックライト)、Intel NM10 Expressチップセット、2Gバイトメモリ(PC3-6400/最大4Gバイト)、320GバイトHDDを搭載する。

 通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LAN、100BASE-TXの有線LAN、Bluetooth 3.0+HSを内蔵。インタフェース類はUSB 3.0×2、USB 2.0、HDMI出力、アナログRGB出力、音声入出力、SDメモリーカードリーダー(SDHC/SDXC対応)、30万画素のWebカメラを備える。

 バッテリー駆動時間は4.7時間(6セルリチウムイオンバッテリー装備)。本体サイズは296(幅)×203(奥行き)×23〜37(高さ)ミリ、重量は約1.4キロだ。

長時間駆動が特徴のスタンダードモデル「Eee PC 1015PEM」

 Eee PC 1015Nは、約9.2時間のロングバッテリーライフが特徴のスタンダードなNetbook。ボディカラーはホワイトとブラックの2色を用意し、それぞれにOffice Personal 2010(2年間ライセンス版)搭載モデルを用意する。Officeなしモデルは10月23日の発売予定で価格が3万9800円、Office搭載モデルは10月23日以降の発売予定で価格が4万4800円だ。いずれもOSはWindows 7 Starterをプリインストールする。

ホワイト
ブラック

 CPUはデュアルコアのAtom N550(1.5GHz)、チップセットはIntel NM10 Express、メモリは1Gバイト(PC3-5300/最大2Gバイト)、1024×600ドット表示の10.1型ワイド液晶ディスプレイ(LEDバックライト)を備える。HDD容量はOfficeなしモデルが160Gバイト、Office搭載モデルが250Gバイトだ。

 通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LAN、100BASE-TXの有線LANを装備。USB 2.0×3、アナログRGB出力、音声入出力、SDメモリーカードリーダー(SDHC対応)、30万画素のWebカメラを内蔵する。本体サイズは262(幅)×178(奥行き)×23〜36(高さ)ミリ、重量は約1.2キロだ。

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