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» 2010年10月21日 16時43分 UPDATE

なにこれ薄い:写真で見る11インチMacBook Air

「Back to the Mac」イベントで「One more thing」を飾ったのは、かねてよりウワサのあった新型「MacBook Air」だった。11インチモデルを入手したので写真で紹介しよう。

[後藤治,ITmedia]
og_macbookair_001.jpg 11インチMacBook Air

 次期Mac OS Xの「Lion」や、統合アプリケーションスイート「iLife '11」を発表したアップルの「Back to the Mac」イベントでは、恒例の“One more thing”として新型「MacBook Air」も飛び出し、10月21日より即日販売が開始された。特に注目されるのはかねてよりウワサのあったAirの“弟分”、11インチMacBook Airだ。編集部でも早速入手したので、まずは写真で紹介しよう。

 新型MacBook Airの仕様については、こちらの速報(アップル、8万8800円からの「11インチMacBook Air」)を参照してもらうとして、今回のモデルでポイントになる部分をまとめておくと、1つはiPadの特徴を取り入れたことだろう。

og_macbookair_001_2.jpg 新型Airでは2.5インチSSDから外装を取り去ったフラッシュストレージを採用する

 具体的には、スタンバイから即座に復帰する起動の速さ、スタンバイ時におけるバッテリーライフの長さ、そして軽量かつ薄型で可搬性に優れる点だ。新型MacBook Airでは、ラインアップすべてのモデルでSSD(アップルの呼称ではフラッシュストレージ)を採用し、一般的なHDDに比べて約2倍のアクセススピードを実現している。実際スタンバイ状態であれば、液晶ディスプレイを開いた瞬間に起動するので、iPadと同じように即座に利用できる。また、バッテリー駆動時間はワイヤレス通信環境で約5時間と通常のモバイルPC並みだが、スタンバイ状態では約30日間も持つという。

 また、SSDの外装を完全に取り去り、マザーボード上に直接フラッシュストレージを実装することで、通常の2.5インチドライブに比べて重量と容積で90%ほど削減したという(つまりわずか10%)。本体サイズは11インチモデルが299.5(幅)×192(奥行き)×3〜17(高さ)ミリ、重量は約1.06キロ。高さについては13インチモデルも同様で、ハードウェアキーボードを持たないiPadの厚さが13.4ミリであることを考えると非常にシャープなデザインだ。このほか、駆動部分のないフラッシュストレージを採用したメリットして耐衝撃性が高い点も挙げられる。

※記事初出時、ファンレスという記述がありましたが誤りでした。おわびして訂正いたします

og_macbookair_002.jpgog_macbookair_003.jpgog_macbookair_004.jpg 11インチMacBook Airの外箱(写真=左)。付属品一覧(写真=中央)。今回からリカバリーメディアとしてDVDではなくUSBメモリが採用されている(写真=右)

og_macbookair_005.jpgog_macbookair_006.jpgog_macbookair_007.jpg 11インチモデルの前面/左側面/右側面。左右にUSB 2.0を振り分け、右側面にMini DisplayPort出力を搭載する

og_macbookair_008.jpgog_macbookair_009.jpgog_macbookair_010.jpg iPadとの比較。設置面積は11インチモデルのほうが横に広いが、本体が薄いためカバンへの収まりという点では遜色(そんしょく)ない。部分によってはiPadよりも圧倒的に薄いのが分かる

 一方、iPadの特徴を取り入れつつ、MacBookファミリーの使い勝手もきちんと引き継いでいる。マルチタッチ対応のガラス製トラックパッドはもちろん、11インチモデルながら、13インチモデルと共通のフルサイズキーボードを搭載している。性能面でもNVIDIAの統合型GPUであるGeForce 320Mを採用しており、グラフィックス性能を約2倍に向上したという。なお、11インチモデルのインタフェースは、USB 2.0を左右側面に振り分け、右側面にMini DisplayPort出力、左側面にヘッドフォンとマイク、液晶上部にFaceTimeカメラという内容で、13インチモデルは右側面にSDメモリーカードスロットが加わる。

og_macbookair_011.jpgog_macbookair_012.jpgog_macbookair_013.jpg 13インチモデルと比較。設置面積は13インチモデルのほうが広いが本体の厚さはまったく同じだ。13インチモデルは右側面にSDメモリーカードスロットがある

og_macbookair_014.jpgog_macbookair_015.jpgog_macbookair_016.jpg 液晶ディスプレイは、フルフラットの黒い枠で囲んだMacBook/MacBook Proとは異なり、これまでのようにシルバーのデザインだ。画面解像度は11.6型LEDバックライト液晶を搭載する11インチモデルが1366×768ドット、13インチモデルが1440×900ドット(写真=左)。主要キーのサイズは11インチモデルと13インチモデルで共通。光学ドライブのイジェクトキーの右側に電源投入キーが加わっている(写真=中央)。トラックパッドの幅のサイズは同じだが、13インチモデル(右)のほうが奥行きがある。11インチモデルのトラックパッドのサイズは、104.5(横)×62.5(縦)ミリ。なお、重量は実測値で1058グラムだった

 価格は9万円を切る8万8800円から。現在MacBookファミリーで最も安いMacBook Whiteと同じ価格だ。2008年に登場した初代MacBook Airが、HDDを搭載するモデルでさえ22万9800円だったことを考えると感慨深い。なお、日本国内では10月21日の夕方ごろからアップル直営店に入荷し、週末にかけて順次量販店でも販売が開始される見込みだ。

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「MacBook Air」をApple Storeで購入する
8万8800円から購入可能になったスリムノート。


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