先週はRadeon勢が目立っていたが、GeForce系でもユニークな新製品が登場している。GeForce GT 430を採用したMSIの「N430GT Twin Frozr Mini 1G」で、価格は8500円弱。在庫は潤沢だ。
MSI独自のクーラー機構「Twin Frozr」の小型版を採用しており、ロープロファイルながら2基のファンで効果的な冷却ができるのが特徴。ドスパラ秋葉原本店は「発熱の少ないGT 430でここまで優秀なクーラーを搭載する必要があるのか興味深いですね。ただ、冷却効率が高いほど自動制御のファンの回転率を抑えられますし、マシン全体の静音化にも役立つかと思います。小型マシンを使っている人には面白い選択肢になるでしょう」と話していた。
そのほか、電源ユニットでは、サイズの「剛力3」シリーズが多くのショップの店頭に並んでいた。ラインアップは、定格700ワットと600ワット、500ワットの3モデルで、価格は順に9000円弱と8000円弱、7000円弱となる。また、ケーブルを着脱できる「剛力3プラグイン」も同容量の3モデルをそろえており、それぞれ1000円アップの1万円弱と9000円弱、8000円弱で売られていた。6モデルとも80PLUS BRONZE認証を受けている。在庫は潤沢だ。
ツートップ秋葉原本店は「割安な電源は『安かろう悪かろう』のイメージから敬遠されがちでしたが、80PLUS BRONZE認証を受けていることもあり、剛力3シリーズは安定した人気が期待できそうです。容量別でいえば、600ワットタイプが一番出るかと思いますね」という。また、プラグイン式と通常タイプの人気は大差ないとか。「ケース内をすっきりさせたいという人にはプラグイン式が人気ですが、それだとケーブルをなくしてしまうという方も少なくないので、好みによりますね」とのことだ。
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