そのほかのジャンルでは、AMDの6コアCPU最上位「Phenom II X6 1090T Black Edition」の値下がりが目立っていた。2万4000円前後だった価格が、一部のショップから2万1000円前後にダウンし始め、その流れが徐々に広まっている。パソコンショップ・アークは「ウチはまだですけど、価格改定が入ったショップもすでにあるみたいですね。まあ、買いやすくなれば、喜ぶユーザーも多いと思います」と語る。
そして見逃せないのがSSDだ。先週末からドスパラ秋葉原本店での受注受け付けが始まっている。価格は240Gバイトモデルが14万8000円で、480Gバイトモデルが22万6000円、960Gバイトモデルが37万5000円。転送速度はリード最大1400Mバイト/秒、ライト最大1500Mバイト/秒と非常に高速だ。
同店は「2スロット占有タイプで、ケースの中でもかなり目立つ存在になりそうですね。PCI Express型のSSDは昨年から出回っていますが、最新モデルは過去のノウハウも生かされているので、安定性の面でもよりよいモデルになっていると期待しています」と話していた。
販売数の多さでいえば、インテルのSATA型2.5インチSSD「X25-M SSDSA2MH120G2K5」も要注目だ。容量120Gバイトの新モデルで、価格は2万円弱から2万2000円前後となる。新製品ながら割安感の高い価格設定が好評で、初回入荷からすぐさま売り切れるショップもみられた。
ツートップ秋葉原本店は「インテルSSDでも、1万5000円前後の80Gバイトモデルだと容量不足と感じながら、3万円超の160Gバイトモデルは割高と感じる人がたくさんいらっしゃいまして、120Gバイトモデルはそうした要望にバランスよく応えているんですよね。これは売れます」とプッシュする。
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