拡張スロットは標準的なレイアウトで、グラフィックスカードに対応するPCI Express x16が2基(青いスロット)とPCI Epxress x1が3基、一番下にPCIスロット2基という構成だ。スロットの下には、フロントパネル用のオーディオやUSB 3.0、IEEE1394などのコネクタが並ぶ。
メモリスロットは4基で、サポート可能なメモリクロックはDDR3-2133までとなる。これは「OC Genie II」でサポートされるメモリ部分のオーバークロックなど、MSIが独自に対応する領域だ。なお、マザーボードのマニュアルでは最大容量が16Gバイトとされている。
Serial ATAは、Marvellの専用コントローラー「SE9128」を実装する。Serial ATA 3Gbps対応を4基(黒いコネクタ)用意したほか、Serial ATA 6Gbps対応(白いコネクタ)も4基備える。USB 3.0でもNECの専用コントローラ「μPD720200」を採用して、4基(バックパネルに2基、オンボードに2基)が利用できる。USB 3.0やSerial ATA 6Gbpsが利用できるインタフェースが従来の製品より増えて、拡張性は強化されたといえるだろう。
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