H67マザーは、micro-ATXやmini-ITXサイズのラインアップでヒットモデルが複数みられた。ASUSTeKのmicro-ATXマザー「P8H67-M PRO」(1万4000円弱)と「P8H67-M EVO」(1万6000円弱)を昼までに売り切ったソフマップ秋葉原本館は、「micro-ATXマザーは入荷数が少なくて、人気モデルはすぐに完売となってしまいました。H67マザーはグラフィックスカードなしで安く組みたいという方に人気がありますが、そうなると拡張性を抑えて割安にしたmicro ATXタイプに人気が集まるわけです。実際、無印のCore i5-2xxxと安いH67マザーを選べば5万円程度でそこそこのPCを組むことも可能ですからね。対AMDという面でも興味深いマザーだと思います」と期待を込める。
mini ITXサイズのH67マザーに興味を持つ店員さんも多い。ツートップ秋葉原本店は「新Core iシリーズの内蔵GPUは、Kシリーズ以外はどのラインアップでも同じなので、低価格なCore i5、今後出てくるCore i3などと組み合わせれば、ION以上の性能を持つ小型マシンが作れます。さらにエンコード性能も飛躍的に上がっているので、動画ファイルを保存するファイルサーバとして使うのも面白いですよね。サーバ側にエンコード処理を任せればメインマシンの負担はかなり減りますし、HDDの消費も最小限に抑えられます」と具体的な提案を織り交ぜて魅力を語った。
また、パソコンハウス東映も「H67はH5x世代よりも完成度がかなり高まっているようなので、小型のリビングPCを新調するのもいいでしょう。最初からmini ITXのラインアップが充実しているので、その気になれば、TDP 65ワットのCore i5-2400Sを載せたマシンが今すぐ作れますしね」とプッシュしていた。
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