ボディーカラーを一新して印象を大きく変えた──「dynabook Qosmio T750」2011年PC春モデル

» 2011年01月17日 13時00分 公開
[ITmedia]
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ボディカラーをシャイニーオーシャンに一新

dynabook Qosmio T750

 2011年春モデルで登場するdynabook Qosmio T750は「T750/T8B」の1機種になる。出荷開始は1月下旬の予定で、実売価格は18万円台半ばになる見込みだ。

 新しいdynabook Qosmio T750では、天面の塗装に、東レの「PICASUSテクノロジー」をベースとした、新しい加飾技術を世界で初めて導入した。この技術は、金属を使わずにメタリックな質感を再現できるほか、“防指紋コーティング”を施して、天面に指紋の跡がつかないようにできるのが特徴だ。なお、ボディカラーは、従来のシャイニーレッドからシャイニーオーシャンに変更された。

 ハードウェアスペックは、2010年10月に発表された従来モデルとほぼ同様だが、CPUをCore i5-480M(2.66GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.93GHz)に強化し、HDDの容量を750Gバイトに増やした。チップセットはIntel HM55 Expressで、システムメモリは標準構成でDDR3-1066を4Gバイト実装。東芝独自の映像専用エンジン“SpursEngine”も従来モデルと同様に搭載する。ネットワークは1000BASE-Tまで対応する有線LANとIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANが利用できる。

 本体に搭載するインタフェースは、USB 2.0×4(このうち1基はeSATA兼用)、ブリッジメディアスロット、HDMI出力など。光学ドライブにBlu-ray Discドライブを内蔵するが、搭載する15.6型ワイド液晶ディスプレイの解像度は1366×768ドットにとどまる。また、地上デジタル対応テレビチューナーを内蔵し、harman/kardon監修のステレオスピーカーをボディに組み込む。内蔵するWebカメラを利用して離れた場所にいるユーザーの動きを検知してPCを操作する「ジェスチャーコントロール」機能にも対応する。

 本体サイズは、387.6(幅)×266.8(奥行き)×29.1〜34.8(高さ)ミリ、重さは約3.0キロ。OSはWindows 7 Home Premiumを導入し、初期設定時に32ビット版と64ビット版を選択できる。プリインストールアプリケーションとして、「Microsoft Office Home and Business 2010」や「Adobe Premiere Elements 8」、そして、Evernoteを利用したネットワークストレージのファイル共有に対応する「Bulletin Board」などを用意する。

ボディデザインやハードウェアスペックは従来モデルとほぼ共通するが、ボディカラーを従来のシャイニーレッドから青系のシャイニーオーシャンに変更して、印象を大きく変えた

dynabook Qosmio T750店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
dynabook Qosmio T750 T750/T8B(1色) 2スピンドルノート CPU、HDD強化 Core i5-480M (2.66GHz/ 最大2.93GHz) 4GB (DDR3) 750GB 64ビット版/32ビット版7 Home Premium 18万円台半ば
dynabook Qosmio T750店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV/オフィス 重量
dynabook Qosmio T750 T750/T8B(1色) 15.6型ワイド 1366×768 Intel HM55 Blu-ray Disc CPU統合 (& SpursEngine) 地デジ/ Office Home and Business 2010 約3.0キロ

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