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» 2011年01月20日 11時00分 UPDATE

「消えた・壊れた うそだろ……」が起こる前に:ワイヤレス運用も可能な自動バックアップ機能付きHDD、「Clickfree」の実力検証 (1/4)

PCのHDDが壊れたらどうなるか。そんな不安を“楽”に解消するHDDが「Clickfree」シリーズだ。無線LAN接続で自動バックアップできる「Clickfree ワイヤレス」を含めた3モデルの使い勝手をチェックする。

[石川ひさよし(撮影:矢野渉),ITmedia]

カンタン手軽な自動バックアップ機能付きのHDDシリーズ

 昨今、さまざまなデジタル機器の膨大な量のデータが母艦となるPCに蓄積されるようになっている。同時に、この大切なデータが消えてしまったらどうなるか。数年ぶんの家族の写真や映像、音楽データや仕事用の文書なども一瞬で消えてしまうぞと不安になったことはないだろうか。

 とはいえ、「バックアップ」という言葉に“難しい”とか“面倒”という印象を持つ人も多く、この手の製品は「もっと楽に、より簡単に、でもそこそこ安価に」のテーマが求められている。工夫された簡単バックアップソリューションがいろいろと登場しているなかで、今回は先日国内市場に参入したカナダのストレージベンダー ストレージ・アプラインアンスの「Clickfree(クリックフリー)」を紹介しよう。

photophotophoto 左からClickfree C2(1Tバイトモデル)、Clickfree C2N(500Gバイトモデル)、Clickfree ワイヤレス

 Clickfreeは自動バックアップ機能を備えた外付けHDD製品だ。「Clickfree C2」(以下:C2)、「Clickfree C2N」(以下:C2N)、「Clickfree ワイヤレス」という3つのシリーズがあり、まずはそれぞれがUSB 2.0接続に対応する。これに加え、C2NはUSB接続したPCのLANを経由して他のPCからも参照できる簡易ネットワークストレージ機能、ClickfreeワイヤレスはIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN機能により、ワイヤレスのネットワークストレージとして運用できる機能を備えている。Clickfree ワイヤレスのみ容量が500Gバイトの1モデルで、C2とC2Nは500Gバイトモデルと1Tバイトモデルを用意する。今回はC2の1Tバイトモデル、C2Nの500Gバイトモデル、そしてClickfree ワイヤレスの3つを用いて評価を行っていく。

 まずは外観から見ていこう。C2(の1Tバイトモデル)は角のとれた平らな横置きボディを採用し、アップルのMac miniTime Capsuleを連想させるデザインだ。天面はクリアのアクリル素材を用い、本体前面に電源やアクセスなどのステータスを示すLEDを搭載する。

 ちなみにC2Nの1Tバイトモデルもこのデザインだ。C2およびC2Nの500Gバイトモデルは一般的なポータブルHDDと同様のボディで、C2とC2Nはシリーズ別でなく容量別にボディデザインが違うのが少し変わっている。これら500Gバイトモデルは、USBケーブルをボディ内部に収納できるギミックを備え、屋内利用時に便利なクレードルが付属する。

photophotophoto 1Tバイトモデルは据え置き利用向けのスクエア型。前面の下部にステータスLED、背面にはMini USB端子とACアダプタ端子がある(写真=左)。500Gバイトモデルはバスパワー動作対応(ただし2系統のUSB端子からの給電が必要)のポータブルHDD型で、本体裏に収納式USBケーブルを備えるほか、クレードルも付属する(写真=中央)。Clickfree ワイヤレスはC2・C2N 1Tバイトモデルをひと回り小さくした薄型デザインを採用する。裏面に収納式USBケーブルを備え、セットアップ時や初回の全バックアップ時はUSB接続を用いる

 一方、Clickfree ワイヤレスは、スクエアデザインのC2、C2Nをひと回りコンパクトにした横置きボディを採用する。こちらもUSBケーブルをボディの裏に収納できるなど、C2・C2Nの1Tバイトモデルと500Gバイトモデルの中間的なデザインと言える。


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