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» 2011年01月20日 18時53分 UPDATE

ゲームに集中したいからイルミネーションはいらない:LGエレ、シンプルデザインのゲーミングディスプレイ「E2370V-BF」説明会 (1/2)

LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーム利用を主な目的とした液晶ディスプレイ「E2370V-BF」を発表した。出荷開始は1月下旬で、実売予想価格は3万3000円の見込みだ。

[長浜和也,ITmedia]

ユーザープロファイルを調査して仕様とデザインを決定

 E2370V-BFのディスプレイサイズは23型ワイドで解像度は1920×1080ドット。輝度は250カンデラ/平方メートルでコントラスト比はDFC(LGエレクトロニクス独自開発のDigital Fine Contrast)有効時で500万:1(DFCオフで1000:1)になる。応答特性は、中間色から中間色の偏差平均値で2.2ミリ秒、中間色から白/黒への偏差平均値で1.2ミリ秒。視野角は垂直、水平ともに178度。垂直同期クロックは最大75Hzでステレオ立体視表示には対応しない。入力端子はアナログRGBにDVI-D、2基のHDMIを備える。また、ゲーミングディスプレイで必須のスルーモードも対応する。

 本体サイズは556.2(幅)×174.8(高さ)×412.7(奥行き)ミリ、重さは約4.36キロ。チルトは上15度〜下5度までできるが、スイベルと高さ調整はできない。

kn_lggmdspy_01.jpgkn_lggmdspy_02.jpg シンプルなデザインを採用したゲーミングディスプレイ「E2370V-BF」(写真=左)は、「The Tower of AION」推奨認定ディスプレイとしてプロモーションを展開する(写真=右)

 発表当日の1月20日に日本で行われた製品説明会では、LG Electronics韓国本社 Monitor Product Planning事業部 Monitor Product Planningマネージャーのチェ・ソグヨン氏が、E2370V-BFの製品コンセプトとその決定までの過程を紹介した。

 E2370V-BFは、ゲーミングディスプレイのラインアップに属するモデルだが、ソグヨン氏は、製品企画にあたって、対象はゲーミングユーザーだけではないと述べ、アマチュアのPCゲーマーのほかにも、韓国で数多く活動している「ゲームで勝たなければならない」(ソグヨン氏)プロのゲームユーザー、そして、新技術を要求するハイエンドユーザーもターゲットにしているとした。

 LG Electronicsは、韓国と日本で2010年の4月からユーザープロフィールの調査を行い、その結果を製品企画に反映しているという。日本で行われた調査は、ゲームユーザーや技術者を中心に20人に対して行っているが、その結果、「長時間使用における目の疲れを軽減してくれること」「コンテンツの種類ごとに設定を簡単に切り替えられるOSD」「個別のユーザーごとや、FPS、RTSといったゲームの種類ごとに設定を保存して簡単に切り替えられる」「MMORPGなどでよくある“ひまな時間”に別なコンテンツを表示できるマルチタスク」「タッチセンサーより、押したときの感触がいいボタン」というユーザーの要求がまとめられた。

kn_lggmdspy_03.jpgkn_lggmdspy_04.jpg ユーザープロファイルの調査結果を5項目にまとめ(写真=左)、その内容を反映したコンセプトと機能をE2370V-BFに導入した(写真=右)

 E2370V-BFの製品企画では、以上のリクエストを反映し、長時間使用における目の疲労を軽減するため、コンテンツにあわせて自動で輝度を変更する「オートブライト」を導入、本体右下には設定用のボタンを配置した。また、ユーザーが設定した内容を3パターンまで保存してすぐに切り替えられる専用ボタンも設けた。さらに、スワップ機能に対応したピクチャー・イン・ピクチャーを実装する。なお、E2370V-BFは2基のHDMIを備えるが、HDMIとHDMIの入力組み合わせでピクチャー・イン・ピクチャーを利用できない。

kn_lggmdspy_05.jpgkn_lggmdspy_06.jpg 必要な機能を整理して深い階層構成を避けたOSDのトップ画面と、ユーザーの意見を取り入れて用意された“ボタン”(写真=左)。ユーザーが設定した内容を保存して切り替えることが可能になった(写真=右)

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