2011年春モデルで投入されるLaVie Lightは、「BL550/DS」と「BL350/DS」の2モデルで、どちらもカラーバリエーションとして「プラバーレッド」「プラバーホライト」「プラバーブラック」の3色を用意する。
2011年春モデルでは、下位モデルのBL350/DSで搭載するCPUが、上位モデル同じデュアルコアのAtom N550に強化された。また、USBで接続したほかのPCから、LaVie LightのHDDをリムーバブルディスクとして利用する「USB Duet」の機能が拡張されて、接続しているPCが搭載する光学ドライブをLaVie Lightのインストール用ドライブに利用できるようになった。ただし、LaVie Lightから接続したPCが搭載する光学ドライブを使ったディスクへの書き込みやディスクに収録された動画コンテンツの再生はできない。
ボディデザインとサイズ、重さ、本体に搭載するインタフェースは従来モデルとほぼ共通する。ボディの天面パネルはスクラッチリペア対応で、擦り傷がつきにくく、ついても自己修復で目立たなくできる。キーボードもキーピッチ19ミリ(横方向)、キーストローク1.9ミリを確保したアイソレーションタイプを採用するほか、10.1型ワイド液晶ディスプレイの解像度は1366×768ドットとこのサイズのディスプレイとしては高い。本体搭載のインタフェースとしてUSB 2.0を3基(1基はパワーオフUSB充電対応)、USB Duet専用USB、100BASE-TXまで対応の有線LAN、SDメモリーカードスロット1基を備える。また、無線接続では、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANが利用できる。
BL550/DSは、OSに32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入し、Microsoft Office Personal 2010が標準で付属する。システムメモリは標準構成でDDR3を2Gバイト載せる。データストレージは容量320GバイトのHDDだ。また、同じく標準構成でバッテリー(L)を搭載して駆動時間は約10.3時間となる。本体サイズは253(幅)×194.5(奥行き)×25.7〜44.9(厚さ)ミリ、重さは約1.22キロ。
BL350/DSは、OSに32ビット版Windows 7 Staterを導入し、Microsoft Office Personal 2010 2年間ライセンス版が標準で付属する。システムメモリは標準構成でDDR3を1Gバイト載せ、最大で2Gバイトまで拡張できる(ただし、メモリスロットは1基のみ)。データストレージは容量250GバイトのHDDだ。なお、標準でバッテリー(M)を搭載し、バッテリー駆動時間は約4.8時間になる。本体サイズは、253(幅)×182(奥行き)×25.7〜27.7(厚さ)ミリ、重さは約1.06キロ。
出荷開始はともに2月3日。実売価格はBL550/DSで7万5000円前後、BL350/DSで6万5000円前後の見込みだ。
LaVie Light店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
LaVie Light | BL550/DS (3色) | 1スピンドル | 機能強化 | Atom N550 (1.5GHz) | 2048MB (DDR3) | 320GB | 32ビット版7 Home Premium | 7万5000円前後 |
BL350/DS (3色) | 1スピンドル | 機能強化 | Atom N550 (1.5GHz) | 1024MB (DDR3) | 250GB | 32ビット版7 Starter | 6万5000円前後 | |
LaVie Light店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
LaVie Light | BL550/DS (3色) | 10.1型ワイド | 1366×768 | Intel NM10 | ─ | CPU統合 | ─ /Office Personal 2010 | 約1.22キロ (バッテリーL標準) |
BL350/DS (3色) | 10.1型ワイド | 1366×768 | Intel NM10 | ─ | CPU統合 | ─ /Office Personal 2010 2年版 | 約1.06キロ(バッテリーM標準) | |
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