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» 2011年02月14日 10時07分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「ちょっとだけAMDのターン」――Phenom II X4&X6が価格改定 (1/4)

新生活準備シーズン中の販売再開が危ぶまれるP67/H67マザーに対して、AMDはPhenom II X4/X6の価格改定を実施した。これによってどんなトレンドが発生したのだろうか?

[古田雄介、吉川慧,ITmedia]

Phemom II X6 1100Tが2万2000円切り&1090Tが2万円割れ!

og_akiba_001.jpg パソコンハウス東映のショーウィンドウ。P67/H67マザーの前に販売停止中と書かれている

 Sandy Bridge対応マザー(P67/H67マザー)の販売停止が続くアキバだが、マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップやフェイス秋葉原本店、ツートップ秋葉原本店などでは、不具合が認められるSATAポートを使用しない状態で、ショップブランドマシンの出荷が始まっている。とはいえ、マザーボード単体での販売はストップしたままだ。

 すでに十分な情報が行き渡っているため、街ではP67/H67マザーがらみの大きな混乱は起きていない様子だ。ただし、パソコンショップ・アークが「価格も性能も優秀なマザーなので、2〜3月に修正済みのマザーが出回るなら待とうと考える方が多いようです」と語るように、新生活シーズンの4月前に再開することを期待する声が多い。

 現状では「まだメーカーさんのも品が卸されていない段階だと思いますし、4月ごろになるんじゃないでしょうか」(ドスパラ秋葉原本店)と、4月中の再開を予想する声が大半だが、某ショップでは「ウチはやりませんが、問題のポートを完全に潰してSATAカードを付属するなどして、元のマザーを売るところも出てくるかもしれません。並行輸入品なら実現可能ではありますし」という話もある。

 そうした状況のなか、ライバルのAMDは2月10日にPhenom II X4とX6の価格改定を行っている。対象モデルはPhenom II X6 1100T BE/1090T BE/1075T/1065TとX4 970 BE/965 BE/955で、それぞれ1000〜2000円程度のプライスダウンを実施。例えば、X6 1100Tは2万4000円前後から2万2000円弱に、X6 1090T BEは2万円強から1万9000円前後に下がっている。

 ここで人気を集めたのが、旧最上位の1090T BEだ。ソフマップ秋葉原本館は「2万円切りで最上クラスの6コアCPUが使えるということで注目されていますね。加えてAMD系マザーボードとのセット割引も実施しているので、わりと好調に売れています」と語る。

 マザーボードとCPUのセット割引は各ショップで行っているが、最近はAMDプラットフォームでの恩恵が大きいようだ。ある仕入れ担当の店員さんは「額が下がりますが、6000円以下で買えるAthlon IIでもセット割引されるパターンがけっこうあります。この組み合わせならマザーとあわせても2万円以下ですし、割引適用で1万5000円程度に抑えることも可能です。もともと安くそこそこのマシンが組みたいという人にAMDプラットフォームは人気があるので、心に響きやすいのだと思いますよ。まあ、今回の価格改定でも、今のところの効果はちょっとだけですが。今後に期待したいですね」と話していた。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg ソフマップ秋葉原本館のPhenom II売り場(写真=左)。ドスパラ秋葉原本館でも、セット割引のPOPが目立っていた(写真=中央)。低価格志向のユーザーに人気のArhlon II X2シリーズ(写真=右)

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