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» 2011年03月07日 15時32分 公開

古田雄介のアキバPickUp!:「特別な連休のようでした」――T-ZONE跡地とP67/H67マザーが再始動 (1/4)

先週末はT-ZONE跡地に建つ「ドスパラ パーツ館」のオープンと、一部メーカーのP67/H67マザー販売再開が偶然重なり、周辺ショップの便乗キャンペーンもあわせてお祭り騒ぎとなっていた。

[古田雄介・吉川慧(ぜせ),ITmedia]

T-ZONE.PC DIY SHOP跡地に「ドスパラ パーツ館」がオープン

3月4日11時の開店を待つ、ドスパラ パーツ館前の行列

 祝祭日のからまないごく普通の週末ながら、3月第一週後半のアキバは特別な盛り上がりをみせており、PCパーツショップの紙袋を下げた歩行者が普段以上に多かった。その理由は2つある。1つは3月4日にオープンした「ドスパラ パーツ館」だ。

 ドスパラ パーツ館は2010年11月末に閉店したT-ZONE.PC DIY SHOPの跡地にできたPCパーツショップで、内蔵パーツ中心の1階と、ケースや液晶、入力デバイスなどを販売する2階、中古パーツや中古PCなどを扱う3階の計3フロアに売り場を持つ大型店舗となる。

 T-ZONE.PC DIY SHOPの建物をそのまま使っており、以前のドスパラ秋葉原本店よりも品ぞろえが充実している。オープニングセレモニーでは、ドスパラを運営するサードウェーブ社長の尾崎健介氏が「品ぞろえはT-ZONEさんの財産を受け継ぎ、そのうえでさらに多くのパーツを入荷しています」とスピーチ。また、スーツを着用した男女の相談員「PCコンシェルジュ」を常に置き、自作PC初心者でも気軽に相談できる環境を整えるなど、独自色もアピールしていた。

 なお、パーツ館の開店以降秋葉原のドスパラ既存店舗も、品ぞろえが変化する様子。ドスパラ秋葉原本店は、PCパーツフロアをなくしてBTOマシン中心の店舗に生まれ変わる計画だ。同社スタッフによると、ドスパラ アキバ店はスマートフォンを含めたモバイルギアをメインに扱う店舗となる可能性があるという。

 約3カ月ぶりに再始動した大型のPCパーツショップに期待するユーザーは多く、オープニングキャンペーン目当てで100人以上が行列を作り、4日の夕方になってもレジ前の混雑は続いていた。ドスパラの紙袋を下げた男性は「特価品を買いに半年ぶりにアキバに来ました。T-ZONE.がなくなったのは残念ですけど、ドスパラ パーツ館もマニアックな品ぞろえを受け継いでくれていたのでうれしいです」と語った。

 この盛り上がりは周辺のショップのキャンペーンにより、街全体の広がりをみせた。“ドスパラ パーツ館開店記念”などの具体名は明記しないものの、この日にあわせて多くの店舗が大型キャンペーンを展開。某ショップは「ぶっちゃけ、ドスパラさんの便乗です」と話していた。また、TSUKUMO eX.のスタッフは「暦的には何もない週末なのに、本当にお祭り騒ぎになっていますね」と忙しさを楽しむように語った。

オープニング・セレモニーでスピーチする尾崎社長(写真=左)。ドスパラ パーツ館の店内。1〜2階はT-ZONE.PC DIY SHOPの配置に近く、所狭しと多彩なパーツが置かれていた(写真=中央)。初歩的な質問にも分かりやすく答えてくれるという「PCコンシェルジュ」が常時店内にいる(写真=右)

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