フルHD＋Optimus／クアッドコアCPU、7万円台より購入できるハイスペックノートPC──「Endeavor NJ5500E」：2011年PC春モデル

[ITmedia]

　エプソンダイレクトは4月5日、15.6型ワイドの液晶ディスプレイを採用する高性能志向のビジネス向けノートPC型ワークステーション「Endeavor NJ5500」を発表。同日より受注を始めた。構成パーツのカスタマイズオーダー（BTO）に対応し、基本構成例価格で7万4550円から。

Endeavor NJ5500のクアッドコアCPU搭載モデル（左）とフルHDディスプレイ搭載モデル（右）。フルHDディスプレイ搭載モデルは、1920×1080ドット表示＋グレア仕様の液晶パネルを備える

　Endeavor NJ5500は、スタンダードビジネスPC「Endeavor NJ3500E」をベースに、さらに高い性能を要する業務向けとするハイエンドシリーズ。コードネーム：Sandy Bridge世代のプラットフォームを採用し、ベースモデルに「クアッドコアCPU搭載モデル」と「フルHDディスプレイ搭載モデル」の2種類を用意する。

　クアッドコアCPU搭載モデルは、CPUに8スレッドの同時処理を可能とするクアッドコアのCore i7を採用。“大量のデータ処理を短時間でこなす高速演算モデル”として展開する。Core i7-2820QM（2.3GHz／最大3.4GHz／Hyper-Threading Technology対応）や、高速な7200rpmタイプの500GバイトHDDをBTOメニューより選択できる。ディスプレイは1366×768ドット表示対応の15.6型ワイド液晶（ノングレア）で、グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 3000を用いる。

　フルHDディスプレイ搭載モデルは、1920×1080ドット表示対応の15.6型ワイド液晶ディスプレイ（グレア）と外部GPUを搭載する“”CAD・映像／画像編集などの業務に適したグラフィックス機能強化モデル”として展開する。グラフィックスメモリを1Gバイト搭載するGeForce GT 540MとCPU内蔵グラフィックスをアプリケーションに応じて切り替えるNVIDIA Optimus Technologyをサポートする。選択可能な最上位のCPUはデュアルコアのCore i7-2620M（2.7GHz／最大3.4GHz／HT対応）。ボディサイズと熱処理対策の兼ね合いで、クアッドコアCPUかフルHD＋外部GPUの構成は排他となる。

Endeavor NJ5500	クアッドコアモデル基本構成例	カスタマイズメニュー	フルHDモデル基本構成例	カスタマイズメニュー
搭載OS	Windows 7 Home Premium（32ビット）	Windows 7 Ultimate、Professional、Home Premium（それぞれ32ビット版／64ビット版）	Windows 7 Home Premium（32ビット）	Windows 7 Ultimate、Professional、Home Premium（それぞれ32ビット版／64ビット版）
CPU	Core i7-2630QM	Core i7-2820QM、Core i7-2720QM、Core i7-2630QM	Core i3-2310M	Core i7-2620M、Core i5-2520M、Core i5-2410M、Core i3-2310M
チップセット	Intel HM65 Express
グラフィックス	CPU統合	─	GeForce GT 540M 1GB（Optimus Technology対応）	─
メモリ	2Gバイト	8Gバイト、4Gバイト、2Gバイト	2Gバイト	8Gバイト、4Gバイト、2Gバイト
ストレージ	320GバイトHDD	80GバイトSSD、500GバイトHDD（7200rpm）、250GバイトHDD（7200rpm）、640GバイトHDD、320GバイトHDD	320GバイトHDD	80GバイトSSD、500GバイトHDD（7200rpm）、250GバイトHDD（7200rpm）、640GバイトHDD、320GバイトHDD
ディスプレイ	15.6型ワイド（1366×768ドット）	─	15.6型ワイド（1920×768ドット）	─
光学ドライブ	DVD-ROM	Blu-ray Disc、DVDスーパーマルチ、DVD-ROM	DVD-ROM	Blu-ray Disc、DVDスーパーマルチ、DVD-ROM
基本構成例価格	7万4550円	─	7万4550円	─
発売	2011年4月5日