「SSDの主流は120Gバイト前後へ」――リード毎秒500Mバイト超の高速モデルが登場古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2011年04月18日 11時36分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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インテル製Sandy Bridgeマザーが復活!――ビジネス向けの「Q67」「B65」マザーも登場

パソコンショップ・アークで見かけたインテル製Sandy Bridgeマザー

 SATAポートの不具合から2月に出荷停止となっていたSandy Bridge対応マザーは、3月初旬から各ベンダーが修正版を投入するようになり、先週からようやくインテル製マザーも店頭に出回るようになった。2万円前後で売られるP67ハイエンドの「DP67BGB3」をはじめ、多くのP67/H67マザーが各ショップの新製品コーナーに置かれている。

 従来からの復活モデルのほかに、安価なH61マザーも3ラインアップ登場した。SATA 3.0やUSB 3.0に対応する「DH61BEB3」と、スタンダード構成の「DH61CRB3」、アナログ出力のみでPCIスロットを備える「DH61WWB3」で、すべてmicro ATXサイズとなる。価格は順に9000円弱と8000円弱、7000円前後だ。

 また、ビジネス向けチップセット「Q67」「B65」を採用したモデルも出回った。Q67はAnti-Theft Technologyや、Trusted Execution Technologyなどのセキュリティ機能とCPU内蔵GPUが使える機能を備えており、micro ATXの「DQ67SWB3」と「DQ67OWB3」、Mini-ITXの「DQ67EPB3」が出回っている。価格は順に1万3000円弱と1万2000円前後、1万4000円弱だ。

 B65はより安価なチップセットで、付加機能を省きGPU内蔵CPU機能が使えるコストパフォーマンスに優れた構成となっている。確認できたのはmicro ATXサイズの「DB65ALB3」のみで、価格は9000円弱となる。

 入荷したクレバリー1号店は「CPUと同じメーカーということで、信頼性から買っていかれる方は多いです。ビジネス向けは購入層を限定しますが、まあ、堅い選択肢がようやくそろったということで、全方向のマザー選びができるようになったのはよかったと思います」と淡々と話していた。

インテル「DB65ALB3」(写真=左)。インテル「DQ67OWB3」(写真=中央)。Mini-ITX系でヒット候補と目されるH67マザー「BOXDH67CFB3」。価格は1万3000円前後だ(写真=右)


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