グラフィックスカードでは、NVIDIAのローエンドGPU「GeForce GT 520」を搭載したカードが複数のメーカーから登場している。価格は5000円弱から6000円弱で、在庫は潤沢だ。
GeForce GT 520は、標準でロープロファイルにも対応できる細い基板を採用しており、810MHzのGPUコアと900MHz動作のDDR3メモリを搭載している。Blu-ray 3DやNVIDIA 3D Visionをサポートするほか、標準でHDMIとDual Linl DVI-Iを採用しているのも特徴。ピーク時の消費電力は29ワットとなる。先週末に出回ったのはZOTACとリードテック、Parit製品で、リードテックからは標準の1Gバイトメモリ版だけでなく、より安価な512Mバイト版も登場した。
フェイス秋葉原本店は「GeForce 210の後継という位置付けのようです。ローエンドながら、AV鑑賞程度ならデュアルディスプレイで十分楽しめますし、悪くない選択肢になりそうですね。ローエンドなので注目度は低いですが、今後じわじわとシェアを伸ばしてきそうです」と今後に期待していた。
入力デバイス売り場で目立っていたのは、シグマA・P・ Oシステム販売の「Gorone BIZ」シリーズだ。握ってトラックボール操作が可能な「ごろ寝マウス」の新シリーズで、有線モデルの「SGM3」が4000円弱、無線タイプの「SGMRF3」が6000円弱で出回っている。それぞれブラックとガンメタリック、ホワイトのカラーバリエーションがあり、パッケージデザインもカラーやタイプに合わせて変更しているのが特徴だ。
パソコンハウス東映は「ビジネス雑誌の表紙をイメージしたようなパッケージで売り場でも目立っています。定番シリーズだけあってモノとしても洗練されているので、電車の中でマウス操作したり、プレゼンで遠隔操作するといった使い方が無理なくできると思います」とプッシュしていた。
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