今回登場したLet'snote S10の新モデルでは、CPUは従来のCore i5-2520M(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz)を採用、メモリ容量も店頭モデルでは標準で4Gバイト、最大で8Gバイトと変わらない。
ただし、HDDが従来の500Gバイトから640Gバイトと容量を増やしている。バッテリーの容量も高密度タイプセルの採用で93ワットアワー(8セル、重さ約420グラム)に強化され、店頭モデルの駆動時間は約16.5時間に伸びた。オプションで用意する4セルの軽量バッテリー(重さ約255グラム)でも約8時間のバッテリー駆動が可能だ。
本体は従来モデルと共通で、サイズは282.8(幅)×209.6(奥行き)×23.4〜38.7(厚さ)ミリ。重さは約1340グラム。本体に搭載するインタフェースでは、USB 3.0が1基追加された。そのほか、USB 2.0が2基、HDMI、アナログRGB出力、SDメモリーカードスロットを備える。SDメモリーカードスロットが、UHS-I高速転送に対応するのも従来通りだ。
ネットワークは1000BASE-Tまで対応する有線LANとIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、そしてモバイルWiMAXが利用できる。搭載する液晶ディスプレイは12.1型ワイドで解像度は1280×800ドット。内蔵ドライブはDVDスーパーマルチと、こちらは従来モデルと変わらない。
OSは従来と同じWindows 7 Professionalだが、Service Pack 1を適用している。初期導入時に64ビット版と32ビット版を選択可能。また、Microsoft Office Home & Businessが標準で付属するモデルと用意しないモデルを用意する。実売予想価格は、Officeありモデルで22万5000円前後、Office なしモデルで20万円前後。
マイレッツ限定モデルでは、ハイスペックモデルとプレミアムエディションを用意する。CPUはCore i5-2540M vPro(2.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.3GHz)にして店頭モデルよりクロックを高め、HDDの容量を750Gバイトに増やした。
プレミアムエディションでは、CPUにCore i7-2620M vPro(2.7GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)を採用、データストレージには750GバイトのHDDのほかに、256GバイトのSSDが選べる。また、メモリ容量では、標準構成で8Gバイト、最大16Gバイト搭載可能と増えている。無線接続ではBluetooth Ver.2.1+EDRが選べるほか、HDD搭載モデルではモバイルWANも利用できる。
Let'snote 店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
S10 | CF-S10 | 2スピンドル | HDD強化 | Core i5-2520M (2.5GHz/最大3.2GHz) | 4GB (DDR3) | 640GB | 64ビット版/32ビット版7 Professional SP1 | 20万円前後 |
CF-S10 | 2スピンドル | HDD強化 | Core i5-2520M (2.5GHz/最大3.2GHz) | 4GB (DDR3) | 640GB | 64ビット版/32ビット版7 Professional SP1 | 22万5000円前後 | |
Let'snote 店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | vPro/オフィス | 重量 |
S10 | CF-S10 | 12.1型ワイド | 1280×800 | Intel QM67 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | ○/− | 約1340グラム |
CF-S10 | 12.1型ワイド | 1280×800 | Intel QM67 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | ○/Office Home and Business 2010 | 約1340グラム | |
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