先週はPCケースの新製品も多かったが、なかでもCubitek製の2モデルが異端ぶりで際立っていた。「Magic Cube 3HDD」は、光学ドライブとHDDドライブをそれぞれ外付けにする3パーツ構成のATX/EATXケース。マザーボードや電源ユニットを搭載するタワーケースは222(幅)×395(奥行き)×525(高さ)ミリと、ドライブベイのぶん奥行きが短くなっている。ドライブ用ケースはともに222(幅)×225(奥行き)×160(高さ)ミリで、タワーケースと幅をあわせている。価格は2万9800円だ。
TSUKUMO eX.は「タワーケースの背面から、専用の電源延長ケーブルでドライブケースに給電する仕組みになっています。バラバラにすることで放熱性が向上するとのことですが、好みを分けそうですね。面白いケースなのは間違いないので、我こそはという人にチャレンジしてほしいと思います」と話していた。
そしてもう1つ、「Mini Tank」はMini-ITXケースながら、34センチ長のグラフィックスカードが挿せるハイスペック志向のモデルだ。5インチベイ2基と3.5インチベイ4基、2.5インチベイ2基を備え、最長20センチのATX電源も搭載可能だ。価格は1万6000円弱で、サイズは256(幅)×400(奥行き)×320(高さ)ミリとなる。
フェイス秋葉原本店は「最近はSandy BridgeやPhenom II X6が搭載できるMini-ITXマザーもありますし、小型でハイスペックなマシンを組みたいという人も増えていると思います。Mini Tankならメンテナンス性も上々ですし、マザーの大きさ以外は物理的な制限が少ないので、そのニーズにぴったりハマると思いますね。フロントにUSB 3.0やeSATAポートがあるのも好印象です」とプッシュしていた。
※記事初出時、製品を説明する写真の位置が誤っておりました。おわびして訂正いたします。
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