5月5日までベルサール秋葉原で開催中の「第3回 秋葉原PCゲームフェスタ」は、サードウェーブ主催のもと、約20の企業と40を超えるゲームタイトルが参加しているPCゲームの総合イベントだ。初日に続き今回は、後半に差し掛かった5月3日のイベント状況をリポートする。
取材当日は、途中天候が崩れる中での開催となったが、イベントが実施されている1階、地下1階ともに終日来場者でごった返しており、初日と比較すると全体的に来場者の数は増えているようだった。
サードウェーブのスタッフも「初日は、地下1階で開催されたゲームオンさんのAVAイベントでかなりの人数が来場されましたが、以降も日を重ねるごとに立ち寄られる方が増え、現時点では累計2万人以上もの方にお越しいただいています。最終日までに、一体何人になるか、予測がつきません」とうれしい悲鳴を上げていた。
特に1Fのステージイベントで盛況だったのが、ハンビット主催の「天使降臨! CD“萌えちゅ”発表先行即売会」だった。これは、アキバジャーナル発行のフリーペーパー「オタポケ」が実施した「秋葉原的萌えクィーンコンテスト」と、ハンビットのオンラインダンスゲーム「X-BEAT(エクスビート)」のコラボ企画で、先述のコンテストグランプリである「天草ちゅちゅ」さんの歌う楽曲が収録されたCD「萌えちゅ 〜萌えクィーンコンテスト〜」の先行即売会を行うというもの。
イベントの最中は、壇上に近づけないほどの人が押し寄せ、ファンらによる熱狂的な盛り上がりを見せていた。会場スタッフは「2010年度の秋葉原的萌えクィーンコンテストでグランプリを獲得された方が、ハンビットさんのX-BEAT内で使われる楽曲をCDリリースするということで実施したイベントです。PCゲームイベントとしては、少し異色な感がありましたが、まさかこんなにお集まりいただけるとは……新たなユーザー層としてPCゲームにもより興味を持っていただけたら嬉しいです」とコメントしていた。
そのほか、サービス開始から数年経過している定番ゲームから、今年の上旬にリリースされた最新のゲームまで40タイトル以上が並ぶ「タッチ&トライコーナー」も、初日と比べ多くのユーザーらによって混雑していた。特にリリースされたばかりのものや、ゲーム内のキャラクターに扮したスタッフいるコーナーは特に人気を集めており、時間帯によっては、試遊できるまで15〜20分並んでいるケースもあったようだ。
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