大型連休中にヒットしたパーツと、これから売れるパーツ古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2011年05月09日 09時53分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

BDXL-Rドライブや“魔法の杖”など――そのほかの連休ヒットアイテム

 高価なパーツやレアものが売れるという大型連休の傾向を示す典型例は、パイオニアのBDXL-Rドライブ「BDR-206M」と、Wand Companyの汎用リモコン「KYMERA」だ。価格は順に2万8000円前後と7000円前後。

 BDR-206Mについて、ツートップ秋葉原本店は「BDXLはメディアが高価でソフトも少ないので、普段は対応ドライブもほとんど動いていませんでした。それが連休中に複数台売れて驚きましたね。普通のBD-Rドライブは1万円以下で買えるので、普段はそちらが主流です。休み明けは元通りになると思います」と話していた。

 KYMERAは先週紹介した、重力変化によって入力する奇抜な汎用リモコンだ。テクノハウス東映は「いわゆるキワモノの部類に入るので、注目されてもそこまで売れないのがいつもの流れですが、今回は瞬く間に売り切れました。本当に時期がよかったと思います」とうれしそうだった。

パイオニア「BDR-206M」(写真=左)。Wand Company「KYMERA」(写真=右)

 連休中にヒットしたモデルの締めはPCケースだ。TSUKUMO eX.では、以前から定番となっているクーラーマスターのATXケース「CM690 II PLUS」と、煙突型の空調を採用したシルバーストーンのMicro-ATXケース「SST-FT03」が目立って売れていたとのこと。価格は順に1万2000円前後と1万9000円前後となる。

 同店は「CM690 II PLUSは『これを買っておけば大丈夫』という安心枠ですね。CM690のころから評判のいいモデルで、空調性からメンテナンス性、拡張性のどれをとってもハイレベルです。意外だったのはSST-FT03の人気です。Micro ATXサイズながら、上部に背面端子がくる90度回転タイプの変わり種ケースですが、奥行きが約30センチと短いこともあって、省スペース性やデザイン性にこだわる人に好まれたのかなと思います」と振り返る。

クーラーマスター「CM690 II PLUS」(写真=左)。シルバーストーン「SST-FT03」(写真=右)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  5. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  6. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  7. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  8. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  9. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  10. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー