大型連休中は新製品が少なかったが、コルセアから完成品の水冷キット「CWCH60」が登場している。価格は8500円弱で、在庫は潤沢だ。すでに登場している「CWCH50-1」の上位モデルで、2基のファンで冷却性をアップした「CWCH70」の下位モデルにあたる。CPUブロックが四角い形状になっており、メンテナンス性が向上しているのが特徴だ。ラジエーターのファンは12センチタイプを1基搭載している。ソフマップ秋葉原本館は「これから暑くなりますし、手軽に装着できる水冷キットとして人気が出るかなと期待しています」と話していた。対応するCPUソケットは、LGA 1336/1156/1155/775、Socket AM3/AM2。
電源ユニットは、恵安から定格700ワットの「KTOP-700A-S」が登場。価格は1万円弱だ。80PLUS SILVER認証を取得しており、メインケーブル以外のコネクタが着脱できる。TSUKUMO eX.は「80PLUS SILVER電源としては安くて、幅広い構成に対応できる容量を持っているのがいいですね。電源の予算を1万円と設定するなら、狙い目かもしれません」と話していた。
メモリカードでは、メモリースティックPRO-HG Duoの新モデル「MS-HX16B」が出回っていた。価格はテクノハウス東映で6980円。リード時の速度が最大50Mバイト/秒となる高速シリーズで、32Gバイトと8Gバイトモデルもラインアップしている。同店は「SDメモリーカードに比べて売れ行きは落ちていますが、PSPをする人などに根強いニーズもあります。16Gバイトのメモステなら4000円以下で買えますけど、スピードを求める人には売れるかなと思います」と話していた。
ちなみに、xDピクチャーカードはほとんど動きがなくなっているそうだ。「ウチでも2Gバイトのものを1種類だけ置いていますが、連休中も動きはなかったですね。そのうちレガシー化すると思いますが、たまに問い合わせされる方もいらっしゃるので、しばらくは扱っていく予定です」と話していた。
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