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» 2011年05月09日 16時30分 UPDATE

25ナノプロセスでいいことあった?:“C300”の後継モデル「Crucial Real SSD C400」でキュンキュン遊ぶ (2/2)

[長畑利博,ITmedia]
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総合的な性能向上を果たす

 C400シリーズの性能を、250Gバイトモデル「MTFDDAC256MAM-1K1」を使ったベンチマークテストで検証した。行ったベンチマークテストの内容は先日のIntel SSD 320の記事と同様で、「CrystalDiskMark 3.0.1」と「HD Tune Pro 4.60」のベンチマークモードだ。接続設定はすべてAHCIモードで、ライトテストでドライブのパーティションを完全に空けた状態にしておく必要があるHD Tune Pro以外のファイルフォーマットは、NTFSで統一している。またマザーボードなどのシステム環境についても同じものを使用しているので、比較用に用意したC300の測定結果も前回と同様だ。Intel SSD 320との製品比較も参考にして欲しい。

CrystalDiskMark 3.0.1

kn_c400_05.jpg C400
kn_c400_06.jpg C300
kn_c400_07.jpg Intel SSD 320

 4KバイトのリードでC300に苦戦するが、その以外では後継製品らしく、特にライト性能で大幅な性能向上を果たしている。また、ランダム4Kバイトのライト性能についてはIntel SSD 320も大きく上回る。

HD Tune Pro 4.60(512Kバイト リード)

kn_c400_08.jpg C400
kn_c400_09.jpg C300
kn_c400_10.jpg Intel SSD 320

HD Tune Pro 4.60(512Kバイト ライト)

kn_c400_11.jpg C400
kn_c400_12.jpg C300
kn_c400_13.jpg Intel SSD 320

HD Tune Pro 4.60(64Kバイト リード)

kn_c400_14.jpg C400
kn_c400_15.jpg C300
kn_c400_16.jpg Intel SSD 320

HD Tune Pro 4.60(64Kバイト ライト)

kn_c400_17.jpg C400
kn_c400_18.jpg C300
kn_c400_19.jpg Intel SSD 320

HD Tune Pro 4.60(8Mバイト リード)

kn_c400_20.jpg C400
kn_c400_21.jpg C300
kn_c400_22.jpg Intel SSD 320

HD Tune Pro 4.60(8Mバイト ライト)

kn_c400_23.jpg C400
kn_c400_24.jpg C300
kn_c400_25.jpg Intel SSD 320

 HD Tune Pro 4.60では、リード性能の測定値が安定していない。シーケンシャルなどの数値自体は一定のデータが出ているものの、IOPSのリード測定値も不調だ。それでも、ライト関連のテスト結果はC300を上回る。

PCMark Vantage

型番 C400 C300 Intel SSD 320
HDD Test Suite 62504 33742 45377
Windows Defender 362.27 MB/s 211.01 MB/s 223.39 MB/s
gaming 326.5 MB/s 226.89 MB/s 208.61 MB/s
importing pictures to Windows Photo Gallery 406.03 MB/s 277.41 MB/s 240.44 MB/s
Windows Vista startup 349.54 MB/s 204.88 MB/s 230.24 MB/s
video editing using Windows Movie Maker 256.38 MB/s 120.48 MB/s 179.34 MB/s
Windows Media Center 379.06 MB/s 166.95 MB/s 233.4 MB/s
adding music to Windows Media Player 186.67 MB/s 79.51 MB/s 175.33 MB/s
application loading 169.73 MB/s 85.68 MB/s 210.67 MB/

 PCMark Vantageは実際のアプリケーションの動作を再現することで、ドライブの性能を測るベンチマークテストだ。C400はC300に対してすべてのテスト項目で上回っている。Intel SSD 320と比較しても、application loadingなどの一部のリードテスト項目以外で上回っている。

実売価格より性能を重視するなら適したモデル

 SSDは、同じシリーズでも容量によって性能が変わる傾向にある。しかし、RealSSD C400シリーズはリード性能についてはどの容量を選んでも同じになっている。評価で使用した256Mバイトモデルは、シリーズ中で上位クラスに当たるが、下位モデルでも同じリード性能を期待できる。

 Intel SSD 320シリーズと比べてみても、テストによって300Gバイトモデルも上回る結果を出している。特にライト性能については、かなり高い性能を示しているので、システム用ドライブとしては非常に使いやすいといえるだろう。

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SSD | MLC | Serial ATA 3.0 | ノートPC


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