NECは5月13日、23型フルHD液晶一体型PC「VALUESTAR W」の2011年夏モデルを発表した。ラインアップは2011年春モデルと同様に2機種を用意し、偏光板方式の3D立体視に対応した上位機「VW970/ES」と、4つのカラーバリエーションが選べる「VW770/ES」を5月19日に発売する予定だ。
OSはいずれもOSに64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)、オフィススイートにOffice Home and Business 2010をプリインストールする。価格はいずれもオープン、実売価格はVW970/ESが26万円前後、VW770/ESが22万5000円前後の見込み。
VALUESTAR Wは、NECの液晶一体型デスクトップPCにおけるフラッグシップモデル。IPS方式の23型ワイド液晶(1920×1080ドット表示)、地上/BS/110度CSデジタル放送に対応したダブルテレビチューナー、Blu-ray Discドライブ、HDMI/D4入力端子、チタンコーンスピーカーとウーファーを組み合わせたYAMAHAサウンドシステムなど、AV機能を重視している。2011年夏モデルではその特徴をさらに強化し、2番組同時の12倍フルHD録画に対応、BDXL対応のBlu-ray Discドライブを採用した。
基本スペックでは、CPUをデュアルコアのCore i7-2620M(2.7GHz/最大3.4GHz/Hyper-Threading対応)からクアッドコアのCore i7-2630QM(2.0GHz/最大2.9GHz/HT対応)に切り替えたほか、2モデルともHDD容量を2Tバイト(5400rpm)とした(前モデルは下位機が1Tバイト)。上位機のVW970/ESは8Gバイトメモリ(4Gバイト×2/PC3-10600)と外部GPUのNVIDIA GeForce GT 425Mを搭載し、下位機のVW770/ESは4Gバイトメモリ(2Gバイト×2/PC3-10600)とCPU内蔵グラフィックスのIntel HD Graphics 3000を利用する。
ボディデザインに変更はなく、下位機で選べる4つのカラバリもファインホワイト、クランベリーレッド、ハニーブラウン、ファインブラックと同じだ。
NECの直販サイト「NEC Direct」では、SSD+HDDのハイブリット構成をはじめ、よりハイスペックな構成にカスタマイズ可能な「VALUESTAR G タイプW」を用意する。
VALUESTAR W店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
VALUESTAR W | VW970/ES | 液晶一体型 | CPU強化 | Core i7-2630QM (2.0GHz/最大2.9GHz) | 8GB (DDR3) | 2TB | 64ビット版7 Home Premium (SP1) | 26万円前後 |
VW770/ES (4色) | 液晶一体型 | CPU、HDD強化 | Core i7-2630QM (2.0GHz/最大2.9GHz) | 4GB (DDR3) | 2TB | 64ビット版7 Home Premium (SP1) | 22万5000円前後 | |
VALUESTAR W店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VALUESTAR W | VW970/ES | 3D対応 23型ワイド | 1920×1080 | Intel HM65 | Blu-ray Disc | GeForce GT 425M | 3波デジ×2 /Office Home and Business 2010 | 約18キロ |
VW770/ES (4色) | 23型ワイド | 1920×1080 | Intel HM65 | Blu-ray Disc | CPU統合 | 3波デジ×2 /Office Home and Business 2010 | 約17キロ | |
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