タブレット本体とモバイルキーボードドックの接続は実に簡単だ。キーボードの上部にタブレット本体を支えるドック兼ヒンジと接続端子が用意されているので、ここにタブレット本体をグイッと差し込めばよい。もちろん、電源がオンの状態であっても問題なくキーボードの着脱が可能だ。ヒンジ部にはタブレット本体を固定するロック用レバーが用意されている。
タブレット本体とモバイルキーボードドックを接続すると、直ちにキーボードが利用できるようになる。キーボードを認識するのに時間がかかったり、画面表示が一瞬乱れたり、といった問題はなく、スムーズに利用形態を変えられるのは快適だ。例えば、タブレットでWebサイトや電子書籍を閲覧していて、メモやメール、長文などを書く必要がでてきたら、キーボードを装着してすぐに入力が始められる。
モバイルキーボードドック装着時の重量は約1.3キロ(約1320グラム)だ。ヒンジ部が出っ張ることもあり、ミニノートPCとしては少し厚くて重くなるが、フットプリントの小ささと、何より長時間のバッテリー駆動は魅力的に映る。
タブレット本体をモバイルキーボードドックから取り外すのも手間いらずだ。ヒンジにあるロック用レバーを倒して、タブレット本体を引き抜けば、すぐにタブレット単体で使えるようになる。キーボード分離の処理に待たされるようなことはない。
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