MSIは、COMPUTEX TAIPEI 2011に合わせて、“特製”のハイエンドグラフィックスカードを投入する。その外観は発売中の「N580GTX Lightning」によく似ているが、よくよく確認するとちょっと違う。搭載するGPUはGeForce GTX 580で、N580GTX Lightningで特徴的な背中の突き出たオリジナル基板や、Hi-c CAPなどのミリタリークラスII仕様、8ピン補助電源コネクタ2基という大容量電源回路も似ている。しかし、「Twin Frozr III」のヒートシンクが黒く塗られている。通常のN580GTX Lightningならここはシルバーだったはずだ。
これがMSI“特製”の「N580GTX Lightning Xtreme Edition」だ。名前から分かるようにN580GTX Lightningの上位に位置するモデルだ。詳細なスペックは明らかでないが、評価用の機材で確認したところ、コアクロックは832MHz、グラフィックスメモリクロック1050MHzというN580GTX Lightningと同様のオーバークロック設定で動作していた。
なお、MSIのLightningシリーズを通していえることだが、N580GTX Lightning Xtreme Editionも抜群の静音性能を実現している。動作させていても、CPUクーラーの音が気になるぐらいだ。速くて静かなハイエンドグラフィックスカードを探しているユーザーは要チェックのモデルとなるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年6月30日