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» 2011年06月01日 13時53分 UPDATE

COMPUTEX TAIPEI 2011:ASRockでしょうか? いいえ、ASUSです

「ゲーミングユーザーを最優先」とASUSが語るROGシリーズ最新モデルが多数登場した説明会で、ASUSらしからぬ変態……、違った“前衛的”モデルが出現した。

[長浜和也,ITmedia]

ASUS、ROGマザーで「LGA 2011」「LGA 1366」混載モデルを公開

 ASUSは、5月31日に同社ゲーミングPC向け製品のサブブランド「ROG」シリーズの製品説明会を台湾の台北市で行った。最新のチップセットを搭載した未発表モデルや、ゲームプレイ用のヘッドセット、デスクトップPCやノートPCに加えて、規格が異なるCPUを1枚のマザーボードに搭載できるコンセプトモデルが公開された。

 「Danshui Bay」と名づけられたコンセプトモデルは、“Sandy Bridge-E”に対応するといわれているLGA 2011とLGA 1366を搭載する。マザーボード全体で14基のメモリスロットを載せているが、そのうち8基はLGA 2011の左右に4基ずつ配置され、残りの6基はLGA 1366の脇にまとめている。チップセットもLGA 2011とLGA 1366のそれぞれに用意する。

 一方、バックパネルに相当するキーボード、マウス接続用のPS/2や有線LANは1基しか搭載しないので、システムとして構成できるのは1台分となる。Serial ATA(赤く塗られた6Gbps対応と黒く塗られた3Gbps対応に分かれるが)も1カ所に固めてある。

 なお、実際の製品化については「まったく未定」という。

kn_asusorg_01.jpg LGA 2011とLGA 1366という2種類のCPUソケットを搭載するマザーボードのコンセプトモデル「DANSHUI BAY」

ROGシリーズにも「AMD 990FX」がいち早く

 説明会では、AMDがCOMPUTEX TAIPEI 2011に合わせて発表したAMDの“次世代CPU”対応チップセット「AMD 9シリーズ」を搭載するマザーボードとして、「Crosshair V Formula」「SABERTOOTH 990FX」「M5A99X EVO」を公開し、このうち、Crosshair V FormulaとSABERTOOTH 990FXはサンプルボードが会場に展示されていた。

 Crosshair V FormulaはPCI Express x16対応スロットを4基搭載し、2枚のグラフィックスカードで2組の16レーン、もしくは、4枚のグラフィックスカードで4組の8レーンによるマルチGPUの構成に対応する。マルチGPUはAMDのCrossFireXだけでなく、NVIDIAのSLIも利用可能だ。

kn_asusorg_02.jpgkn_asusorg_03.jpg AMD 990FXを搭載するCrosshair V Formula(写真=左)。拡張スロットはPCI Express x16対応が4基とPCI Express x1対応が1基、PCIが1基の構成。LEDを組み込んだ電源ボタンとリセットボタン、そして、システムの自動チューニングでオーバークロック設定を行う「O.C.」ボタンを備える(写真=右)

kn_asusorg_04.jpgkn_asusorg_05.jpg 赤く塗られたSerial ATA 6Gbpsは7基を搭載する(写真=左)。バックパネルには4基のUSB 3.0も備えている(写真=右)

kn_asusorg_06.jpgkn_asusorg_07.jpg 動作安定性と信頼性、長寿命を重視する“TUF Components”マザーボードでも、AMD 9シリーズの最上位モデルとなるAMD 990FXを採用した「SABERTOOTH 990FX」が登場する(写真=左)。従来のSARERTOOTHシリーズのような、全面を覆うフードパネルは実装せず、チップセットや電源回路のそれぞれをヒートシンクで冷却する(写真=右)

「Intel Z68 Express」マザーがようやくROGでも

 Intel Z68 Express搭載マザーボードでもROGシリーズの「Maximus IV Extreme-Z」と、同じROGシリーズでmicro ATXフォームファクタの「Maximus IV GENE-Z」が公開された。Maximus IV Extreme-Zは、メモリスロットが4基、PCI Express x16対応スロットが4基、PCI Express x4対応スロットが1基、PCI Express x1対応スロットが1基という構成だ。

 従来のMaximusシリーズと同様に、nForce 200を搭載して16レーンを3組利用する3-way SLIの対応や、PCI Express x16対応スロットの強制オン/オフスイッチ、テスターで各部の駆動電圧を測定できる「ProbeIt」、オーバークロック起動を有効にする「GO Button」などを導入する。

 なお、Intel Z68 ExpressでサポートするCPUに統合されたグラフィックスコアのための映像出力インタフェースは用意しない。

kn_asusorg_08.jpgkn_asusorg_09.jpg Intel Z68 Express搭載マザーボードでもROGシリーズの「Maximus IV Extreme-Z」が公開された。メモリスロットは4基、PCI Express x16対応スロットが4基、PCI Express x4対応スロットが1基、PCI Express x1対応スロットが1基という構成(写真=左)。バックパネルには8基のUSB 3.0と2基のeSATA、2基のギガビットイーサ対応有線LAN、ROG Connect専用USBのほか、リセットボタンとROG Connectのオン/オフスイッチを備える。“ただし”Intel Z68 ExpressでサポートするCPUに統合されたグラフィックスコアのための映像出力インタフェースは用意しない(写真=右)

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