オレもこんなスゲーPCがほしいっ──「Endeavor Pro5000」を夢の構成でかっ飛ばすインテルSSD×2で異次元の速さ(2/3 ページ)

» 2011年06月13日 10時00分 公開
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整備性に優れたプロクオリティのPCケース

 最新の洗練された性能や機能と旧規格との互換性を両立し、さまざまなニーズに応えられる柔軟なカスタマイズができるPro5000だが、それ以上に高く評価できるのが先代Pro4000で定評のあった、優れた使い勝手を継承しつつもデザインを一新したボディ(ケース)だ。

photophoto ツールフリーで整備できる工夫と持ちやすいキャリングハンドルを特徴とするPro5000のケース

 PCケースを“ただの箱”と思っている人はいるかもしれないが、それは「大きな間違い」である。長期間継続利用し、拡張や交換、清掃などの整備を前提とするならば、PCケースの耐久性(剛性)、拡張性や整備性は非常に重要な要素だ。また、PCシステム内のエアフローを制御するという重要な役割も見逃せない。各パーツの発する熱をいかに効率よく放熱するかはPCシステム全体の安定性、信頼性、製品寿命に大きくかかわってくる。

 その点、Pro5000のケースはすべてにおいて高水準だ。まず特筆できるのが整備性の優秀さ。剛性感の高い肉厚の金属フレームで構成されたシャシーの各種パーツのマウント部には樹脂製のアタッチメントパーツが装着されており、工具なしでパーツの着脱できる「ツールフリー構造」を採用している。

 このツールフリー構造は、サイドカバーやフロントマスクのロック、12センチの背面ファン、グラフィックスカードを支えるスタビライザーなどに至るまであらゆる部分に行き届いている。それぞれがキッチリと高精度に組み付けられ、確実に固定できる点が好印象だ。

photophoto 青い樹脂部品がツールフリー機構の構成パーツだ。拡張カード、フロントパネル、5インチベイ、背面ファン、拡張カードを保持するフレームなど、一般的に整備する部分はほぼすべてツールフリーで行える
photo 前面よりアクセスできるストレージベイ「HDDフロントアクセス」は大変便利。ツールフリーで外せるストレージフレームへ、Serial ATAの3.5インチHDDはもちろん、2.5インチのSSD(HDDも含む)も設置できる。HDDフロントアクセスドアは、もちろんキーロックも可能だ。前モデルまでそのキーホールが露出していたが、Pro5000はフロントアクセスドア上部にある3.5インチベイオープンドア内に隠す仕様に変更された

 また、サイドカバーなどを外すことなく3.5インチ/2.5インチ兼用のストレージベイに前面からすぐにアクセスできる「HDDフロントアクセス」機構も秀逸だ。HDDやSSDなどのストレージはPCパーツの中でも比較的交換・増設する機会が多く、今後、ガンガンストレージ容量を増設する予定の人は都度その便利さを享受できるだろう。

 さらに「フロントI/Oユニット」も独特だ。電源ボタンやUSB(USB 3.0含む)、サウンド端子などを5インチベイユニット化しており、3つある5インチベイの好きな位置に移動できる。標準では3段目のベイに搭載されており、机の上に置いて使うならこれがちょうどよい位置だが、机の下に置いて使うならもっと上のほうにあるほうが使いやすい。そういった場合には2段目や1段目に移動させて使えるようになっている。

 システムの電力供給を司る電源ユニットは670ワット出力のものを搭載している。BTOで最高スペックを選んでもある程度の余裕があり、あとから拡張カードやストレージなどのパーツを追加する場合でも、よほどのことがない限り出力不足になる心配はないだろう。

大口径高静圧ファンで冷却性能も万全

photo 設置や移動に便利なキャリングハンドルを装備する。本体上部にはちょっとした段差があり、トレー代わりに小物を置くのに便利だ

 さて、Pro5000を実際使ってみてありがたいと感じたものが「キャリングハンドル」だ。このような本格派のミドルタワー型デスクトップPCともなると、やや大きく、重さもある。Pro5000の本体サイズは217(幅)×500(奥行き)×431(高さ)ミリ、重量約18.3キロ(基本構成時)だ。これを抱えて持ち上げたり移動させたりするのは、成人男性でもなかなか重労働である。

 しかし、このしっかりしたキャリングハンドルがあるだけで大違い。梱包箱からの取り出しや設置、ちょっとした移動などもかなり楽に行えるのだ。キャリングハンドルなしとする構成も選べるが、ぜひ設置することをすすめたい。BTOメニューには移動に便利な専用キャスターも用意するので、PCを移動する機会が多い人はこちらも一緒に注文しておくとよいだろう。

 また、本体上面に段差を設け、トレー代わりにちょっとした小物を置けるよう配慮したのも前モデルからの変更ポイントだ。スマートフォンや携帯電話、音楽プレーヤー、HDD、光学メディアなどを置くのにちょうどよい。

 冷却性能システムも実に洗練されている。CPUクーラーのほかに、ケースファンとして背面に12センチ角のファンを搭載する。前面カバー下部のスリット内、およびサイドカバーにもCPUとグラフィックスカード用の吸気口を設け、これらから吸気し、背面の大口径ファンで排気するエアフローシステムとなっている。この背面ファンは12センチ角と大口径であるとともに、厚みが25ミリある高静圧タイプで、低回転で効率よくケースの内側から外側へ排気できる。

 今回の評価機はCore i7-2600+GeForce GTX 580搭載カードを搭載するハイスペックな構成だが、発熱レベルもそれなりに高いシステム構成である。ただ、それでも冷却性能には余裕があるようで、ベンチマークテストなどで負荷をかけてもファンが大きな音を立てて回るような場面はなかった。さすがに無音というわけではないが、目立たない低めの動作音で、高負荷時もほとんど変わらず、終始安定していた。エアコンなどの空調設備やほかの家電製品などが稼働している、一般的な室内であればほとんど気にならないと評価できる。

 これからさらに暑い季節がやってくるだけに、この段階で静粛かつ確実な放熱能力を持ったこの冷却システムは実に心強い。マザーボードをはじめPCパーツそれぞれに使われている部品はおしなべて熱に弱く、PCケースの放熱能力はPCシステム全体の信頼性、製品寿命に大きく関わってくるだけに、そちらの面でも大きな安心感がある。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年6月19日

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