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堅牢ノートPCも“Sandy Bridge”の時代に──「TOUGHBOOK」新モデル

» 2011年08月10日 12時32分 公開
[ITmedia]

TDP35ワットモデル採用で、性能は約2倍に

 パナソニックは、8月10日にTOUGHBOOKシリーズ「CF-31」「CF-19」の新モデルを発表した。出荷開始はCF-31が8月26日、CF-19は9月20日の予定だ。オープン価格だが、想定価格はCF-31が45万3180円前後、CF-19が32万4760円前後となる見込み。

 どちらも、CPUに“Sandy Bridge”世代のCore i5-2520M vProを搭載する。TDP35ワットタイプで、ベースクロック2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHzと、高クロック動作が可能だ。パナソニックの測定した従来モデルとの比較で、CF-31が、PCMark Vantageで従来の約1.5倍に、3DMark06で約2倍となり、CF-19では、PCMark Vantageで約2倍、3DMark06で約2.6倍にそれぞれ向上した。

 液晶ディスプレイはCF-31が13.1型、CF-19は10.1型で、解像度はどちらも1024×768ドットと従来のまま。ただし、CF-31では液晶輝度を最大約1200カンデラ/平方メートルに向上させ、CF-19では、半透過型パネルと円偏光タッチスクリーンを採用することで、いずれも晴天における視認性を向上させた。

 CF-31もCF-19も、HDD容量が320Gバイトと従来モデルから倍になり、メモリ容量も標準構成で4Gバイト、最大で8Gバイトに増えている。CF-31ではバッテリー駆動時間が約14時間に向上した。また、環境条件では、温度でマイナス10度から50度と強化している。IP65準拠は従来モデルと同様だ。

TOUGHBOOKシリーズで大画面搭載クラムシェルタイプのCF-31(写真=左)とタブレットにもなるコンバーチブルタイプのCF-19(写真=右)。どちらもボディはIP65に準拠した従来モデルと変わらない

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