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» 2011年08月12日 10時30分 UPDATE

ショップのダメ出し!:なんか暑いし、引きこもってゲームやろうぜ――予算10万円から組むゲーミングマシン (1/4)

アキバのPCパーツショップに、自作PCの構成表を持ち込みベテラン店員さんにダメ出しやアドバイスをもらうこの連載。今回はゲーミングマシンの構成を考え、PCゲーム関連アイテムを豊富に取りそろえているパソコンショップ・アークに突撃した。

[吉川慧(ぜせ),ITmedia]

そろそろFPSに手を出すか……

og_akibad_001.jpg 「ゲームミングデバイスならおまかせを」と出迎えてくれた、パソコンショップ・アークの村上氏

 夏は海やプール、お祭りに花火とアウトドアなイベントが目白押しだ。きっと、エネルギッシュで探究心旺盛なPC USERの読者は、燃えるような熱い夏を満喫しているのだろう。しかし、残念なことに筆者は暑さに弱いため、特にこの時期はガッチガチのインドア派として、家に引きこもってPCゲームをしている。

 これまでは、シュミレーションゲームやMMORPGといった分類の、比較的アクション性の低いゲームを主にやってきたが、ゲームイベントに参加したり、友人からすすめられたりして、最近はFPS(一人称視点のシューティングゲーム)などのアクション性の高いゲームにも興味を持ってきた。

 ただ、せっかくやるならこの機会にハードの部分から学んでプレイしたい! というわけで今回の「ショップのダメ出し!」では、ゲーミングマシンの何たるかを学ぶため、PCゲーム関連アイテムを数多く取りそろえる、パソコンショップ・アークの村上氏にダメ出しをもらいに行った。

og_akibad_002.jpgog_akibad_003.jpgog_akibad_004.jpg 今回取材をしたパソコンショップ・アーク。中央通りを末広町方面に歩き、黄色く大きな「俺たちの太郎看板」がある交差点を左折し、歩いていくと着く(写真=左)。店舗内には多くのゲーミングデバイスを展示しているほか、最新パーツを使用したゲーミングマシンによるデモも行っている(写真=中央)。メモリにも力をいれており、レジ横のショーケースには多くの製品が展示されている(写真=右)

まずは、入門用のゲーミングマシンを!

 今回のテーマは「予算10万円でサクサク動くゲーミングマシンを組みたい」だ。サクサクといっても、高いスペックを要求するゲームをスムーズに動かすには予算的に難しいので、中程度のスペックを要求するFPSがストレスなく遊べる入門用マシンを組むことを目的とした。以下の表が今回考えた構成である。

提出した構成表
カテゴリ 製品名 メーカー 単価
CPU A8-3850 AMD 1万2780円
マザーボード A75MA-G55 MSI 9480円
メモリ GEC38GB1333C9DC GeIL 3680円
HDD WD10EARX ウエスタンデジタル 4380円
SSD CT064M4SSD2 Crucial 9240円
光学ドライブ GH24NS70B-B LG電子 2280円
グラフィックスカード EAH6670/DIS/1GD5 ASUSTeK 1万470円
PCケース DF-10 Antec 5950円
電源 KAZANE450 ハントキー 5479円
OS Windows7 Home Premium 64bit DSP版 マイクロソフト 1万980円
液晶ディスプレイ E2260V-PN LG電子 1万4800円
スピーカー Z120 ロジクール 1270円
マウス X-718BK-JP A4TECH 2980円
キーボード SideWinder X4 Keyboard マイクロソフト 5495円
今回のテーマ「予算10万円でサクサク動くゲーミングマシンを組みたい」。計9万9264円だ。なお、価格は8月上旬のパソコンショップ・アーク通販サイトの価格を参考にしている

 CPUには、7月上旬に発売されたばかりのグラフィックス機能(GPU)を統合した、AMDのデスクトップ向けFusion APU「AMD A」シリーズの現行最上位モデル「A8-3850」を採用。同CPUに統合されているGPU「Radeon HD 6550D」は、DirectX 11をサポートし、ミドルレンジクラスに近いパフォーマンスを期待できるというものだ。

 また、外部のGPUと連携、並列処理を行うことで、描画能力を向上させる「AMD Dual Graphics」という技術を利用できるため、グラフィックスには、同技術に対応するAMDのエントリー向けGPU「Radeon HD 6670」を搭載したカードを導入し、コストパフォーマンスも考慮した。

 そのほか、操作時のレスポンスに影響する、解像度やレポートレートの数値が設定できるマウス、多数のキー同時押しができるキーボードを採用するなど、デバイス回りにも気を使った。また、OSや液晶といった周辺機器も含め、組めばすぐに使えるような全部込みの構成としている。

 今回の主旨を聞き、構成表を見た村上氏は「予算が10万円で、それなりのゲームを快適に動かしたいなら、現在はA8-3850を使ったシステムがベストです。ただ、このCPUを使うなら、グラフィックスカードを別個挿す必要はあまり感じられません。約1万円使うなら、マウスを強化するといったように、デバイスを変更するほうがより効果的だと思いますよ」と、アドバイスを開始してくれた。

 次ページでは、具体的なダメ出しを聞いていく。

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