パソコンハウス東映がプッシュしていた新製品は、DeLOCKのコンパクトフラッシュ(CF)用カードリーダー「91689」だ。価格は2980円。
マシンとの接続手段にPower eSATAとeSATA、USB 2.0の3通りを用意しているのが特徴だ。同店は「RAWデータなどの重いデジカメ写真はマシンにコピーするのに時間がかかります。一般的なカードリーダーは内部的にUSB 2.0でつながっていることが多いので、SATAで直接やりとりできるこのモデルはかなり貴重だと思いますよ。価格も高くないですし、プロやハイアマチュアのカメラマンの方を中心に絶対ほしい人はいるでしょう」と話していた。
同じくDeLOCKからは、SDXCカードをCFに変換するアダプター「61796」も登場しており、こちらも2980円で売られていた。「SDXCカードはまだ普及途上なので、このアダプタのニーズも見えていませんが、やはりハイアマチュア以上のカメラマンの方に響くと思います。モノはしっかりしていますし、専門性が高そうな感じを出しながら、価格を抑えているのが魅力的ですよね」(同店)。
客層を広げたところでは、ADATAの外付けHDD「Classic CH11」シリーズが人気を集めそうと語る。750Gバイトモデルが7000円弱、500Gバイトモデルが5500円弱となる。ともに2.5インチHDDを採用しており、USB 3.0接続に対応している。
同店は「外付けの2.5インチHDDとしては平均的な価格ながらUSB 3.0サポートという点が特徴です。CFもそうですが、データ容量が大きくなるほど、インタフェースの高速性が効いてきます。こういう、大容量を扱うメディアで買いやすいモデルがどんどん出てくれば、新世代インタフェースを求めてマシンを新調したり強化したりする人が増えてくれると思うんですよね」と期待を込めていた。
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