「そろそろ底が張られるかも」――DDR3メモリ8Gキットが限定で2500円切り古田雄介のアキバPickUp(2/4 ページ)

» 2011年08月29日 09時15分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「時代を反映しましたね」――Antec SOLOの新モデルがデビュー!

 先週はPCケースに目立った新製品が多かった。その中でも主役となっていたのは、土曜日に各ショップの店頭に並んだ、AntecのATXケース「SOLO II」だ。価格は1万3000円弱。

 2006年5月に登場してからロングヒットを続けている「SOLO」の後継モデルで、フロントにUSB 3.0ポートを2基用意したほか、ドライブベイの構成を大きく変更しているのが特徴となる。5インチベイは従来の3基から2基に、3.5インチベイを5基から3基に絞ったことで、フロント下部にブランクを確保。これにより、長大なグラフィックスカードも挿せるようになった。

 TSUKUMO eX.は「SOLOはコンパクトですっきりしたデザインが安定した人気を得ましたが、唯一、長いグラフィックスカードが挿せないことがネックと言われていました。今回の新作ではそこを見事に解決しながら、コンパクトさや静音性などの元来の良さを踏襲しているので、ロングヒットが期待できると思います」と話していた。なお、元祖SOLOも1万円弱の価格で潤沢に出回っている。

Antec「SOLO II」(写真=左/中央)。1万円前後で出回っているAntec「SOLO」。ホワイトモデルも用意されている(写真=右)

 もう1つの話題作は、LIAN-LIのmini-ITXケース「PC-Q25B」だ。マザーを右側面に取り付ける、やや大ぶりなキューブケースで、外形は199(幅)×366(奥行き)×280(高さ)ミリとなる。オープンベイはなく、内部には3.5インチベイ7基を用意。このうち5基はOS起動時にドライブを着脱できるホットスワップベイとなっており、残り2基のスペースは3基の2.5インチベイとしても使える。価格は1万9000円弱。

 サイドパネルをネジなしで着脱できるのも特徴で、パソコンハウス東映は「ドライバーレスのケース以上に気軽にHDDを増設できるので、ホームサーバマシンとしても重宝しますよ」とプッシュしていた。

LIAN-LI「PC-Q25B」。ケース中央にあるHDDベイ5基がホットスワップに対応している。サイドパネルは左右ともにはめこみ式だ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
  1. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  2. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  5. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  6. 日本HP、個人/法人向けノート「Envy」「HP EliteBook」「HP ZBook」にCore Ultra搭載の新モデルを一挙投入 (2024年03月28日)
  7. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  8. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
  9. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  10. レノボ、Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズを搭載したタワー型ワークステーション (2024年03月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー