日本HPのプレミアムブランド「ENVY」シリーズは、17.3型ワイド液晶(1920×1080ドット)を搭載する「HP ENVY17-2200」と14.5型(1366×768ドット)の「HP ENVY14-2100 Beats Edition」がラインアップされる。
このうちENVY17-2200では、量販店向けモデルとして「HP ENVY17-2200TX」が新たに投入された。主な強化ポイントは、CPUにCore i7-2670QM(2.2GHz/最大3.1GHz)を、ストレージに160GバイトSSD+640GバイトHDDのハイブリッド構成を採用した点だ。
メタルエッチングが施された高級感のある外装をはじめ、バックライトキーボードやBeats Audioスピーカー+HPトリプルバス・リフレックス・サブウーファーによる臨場感のあるサウンド機能など、従来モデルの特徴は引き継いでいる。
そのほかの主な仕様は、8Gバイトメモリ、Bliu-ray ROMドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き)、AMD Radeon HD 6850M(1Gバイト)など。グラフィックス機能は、AMD Eyefinityテクノロジーをサポートし、最大3つのディスプレイに各1920×1080ドットで表示可能だ。液晶ディスプレイ上部には約102万画素のHP TrueVision HD Webcamを内蔵するほか、ネットワーク機能としてギガビットLANとIEEE802.11a/b/g/n対応の無線LAN、およびBluetooth 3.0を備える。OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)。付属ソフトウェアとしてAdobe Photoshop Elements 9およびAdobe Premier Elements 9がプリインストールされている。
一方、1366×768ドット表示対応の14.5ワイド液晶ディスプレイを搭載するENVY14 Beats Editionは、直販サイトのHP Directplus向けと量販店向けに新モデルが投入される。いずれも最新のCore i7-2670QM/Core i3-2350Mを採用しているのが特徴だ(量販店モデルはCore i7-2670QMで固定)。また、量販店向けのHP ENVY14-2104TXは、ストレージに160GバイトSSDを採用しているのが目を引く。
そのほかの仕様は従来モデルをほぼ引き継いでおり、メモリが4Gバイト、グラフィックスはAMD Radeon HD 6630M(1Gバイト)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブという構成だ。バッテリー駆動時間はモデルによって異なり、約5時間〜5時間45分となっている。OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)。こちらもAdobe Photoshop Elements 9およびAdobe Premier Elements 9が付属する。
価格は以下の通り。
日本HP秋冬モデルの価格と発売日 | |||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 販売チャンネル | 最小構成価格 | 発売日 |
HP ENVY17 | ENVY17-2200TX | 2スピンドル | 量販店 | 20万円前後 | 9月23日 |
HP ENVY14 Beats Edition | ENVY14-2100 | 2スピンドル | HP Directplus/量販店 | 7万9800円〜/14万円前後 | 9月15日より順次 |
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