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» 2011年09月24日 00時00分 UPDATE

ちょっと気になる入力デバイス:「Logicool Keyboard Case For iPad 2」は一粒で三度もおいしい? (1/2)

ユーザーに身近なキーボードとマウスは、星の数ほど発売されている。その中から、気になる一品を360度チェックする本連載。今回のお題はiPad 2用の気が利いたケース兼キーボードだ。

[PC USER編集部 入力デバイス取材班,ITmedia]

iPad 2を持ち歩き、快適に文章を書きたい人へ

tm_1109kcfi_18.jpg iPad 2のソフトウェアキーボードはなかなか使いやすいのだが……

 iPad 2は実行するアプリによってさまざまな使い方ができるデバイスだ。しかし、Webブラウズや映像観賞、電子書籍の表示など情報のアウトプットは快適に行える一方、メールや文書作成といった情報のインプットは少し面倒に感じることもあるのではないか。

 TwitterやFacebookでちょっとした文字を打つ程度なら、iPad 2標準のソフトウェアキーボードでも事足りるだろうが、きちんとした文章を書くにはやはり“押した感触が確実に伝わる”ハードウェアキーボードが欲しいと思う人は少なくないだろう(美しい1枚板のiPad 2に外付けキーボードなんて邪道と思う人もいるかもしれないが……)。

 もちろん、アップルもiPad 2のそうしたニーズを想定しており、Bluetooth 2.1+EDRを内蔵済みだ。アップル純正の「Apple Wireless Keyboard」をはじめ、さまざまなBluetoothキーボードをワイヤレスで手軽に接続できる。

 ただし、iPad 2を携帯利用したい場合はどんなBluetoothキーボードでもOK、というわけにはいかないだろう。どうせなら、iPad 2のウリである薄型・軽量を生かせる専用設計の製品を選びたいものだ。

 今回はその中でも、保護カバー、スタンド、キーボードを一体化することで携帯性と操作性の両立にこだわった「Logicool Keyboard Case For iPad 2」(型番TK700)を入手した。ロジクールが、スマートフォンやタブレット用の保護ケース/フィルムなどで知られるZAGGとのコラボレーションを通じて開発した製品だ。

tm_1109kcfi_00.jpgtm_1109kcfi_02.jpgtm_1109kcfi_15.jpg iPad2専用ワイヤレスキーボード「Logicool Keyboard Case For iPad 2」(型番TK700)。ロジクールの直販価格は8980円だ

 キーボード付きのiPad 2用ケースはいくつも出回っており、2つ折りケースの片面にキーボードを収納する構造のものが多いが、この製品はカバーとスタンド機構付きのキーボードを一体化し、よりコンパクトに仕上げている。iPad 2に余計なものは一切付けず、裸の美しい状態で使いたいが、携帯時における本体の保護や、キーボードによる快適な文字入力にも気を使いたい、といったユーザーにぴったりだろう。

tm_1109kcfi_01.jpg 「Apple Wireless Keyboard」との比較。TK700では、保護ケース、キーボード、スタンドの機能が小さいサイズに凝縮されているのが分かる

液晶面と側面をしっかり保護できるアルミ製ケース

 TK700の構造はシンプルだ。iPad 2の液晶面と側面を保護するフラットなアルミニウム製カバーをベースとして、内側に小型のBluetoothキーボードとiPad 2を立たせるためのスリットを設けている。サイズは246.4(幅)×190.9(奥行き)×13.45(高さ)ミリ、重量は約420グラム。実測での重量は約339グラムと公称値よりかなり軽かった。

 フラットな保護カバー面は一見、大きなアルミ弁当箱のふたといった印象だ。ZAGGによると、航空機に使われるものと同種のアルミ素材に、ビードブラスト加工とアルマイト加工を施し、平滑でマットな質感と耐久性を確保したとのこと。iPad 2の背面より少し目が粗いザラッとした感触で、手になじみやすく、指紋が付きにくい。iPad 2とは少し質感の違うアルミ素材だが、剛性感があり、デザインのマッチングはなかなかのものだ。

tm_1109kcfi_03.jpgtm_1109kcfi_04.jpg アルミケースの内側にBluetoothキーボードとiPad 2を立たせるためのスリットを配置。保護ケース、キーボード、スタンドの1台3役を兼ねる

tm_1109kcfi_05.jpgtm_1109kcfi_06.jpg キーボードの真下に来る面の縁は、キー入力時にじゃまにならず、iPad 2の着脱がしやすいよう、大きくカットされている

tm_1109kcfi_07.jpgtm_1109kcfi_08.jpg Dockやヘッドフォンのコネクタをふさがないよう、側面の縁には切り欠きがある

tm_1109kcfi_09.jpg iPad 2を装着した状態。iPad 2の背面がカバーの縁から少し盛り上がった格好になる

 iPad 2の着脱は簡単だ。カバー内側の縁には耐衝撃性の高いパッドが貼り付けられており、iPad 2を縁に合わせてはめ込むことで、液晶面と側面を保護できる。装着については、カバーの短辺にDockコネクタ用の切り欠きが設けられているので、そこにiPad 2のDockコネクタがある側面を合わせて、パタンと閉じればよい。カバーの長辺にある大きなスリットに指を入れて、ガバッと開けば、iPad 2を難なく取り外せる。

 カバーにiPad 2をはめ込んだ状態ではしっかりと固定され、少しの衝撃でぐらつくようなことはない。この状態での厚さは約18.5ミリ、重量は約949グラムだった(いずれも実測値)。iPad 2の背面を下にすると、iPad 2の重さでカバーから抜け落ちやすいが、片手で抱えたり、バッグの中にしまって移動する場合に脱落するようなトラブルはほとんどないだろう。ちなみにTK700はiPad 2専用のカバーなので、iPadやほかのタブレットを装着できない点は注意してほしい。

tm_1109kcfi_10.jpgtm_1109kcfi_11.jpgtm_1109kcfi_12.jpg ケースにiPad 2を装着する際は、Dockコネクタ部分の位置を合わせてパタンと閉じる(写真=左)。ケースからiPad 2を分離する場合は、側面の大きくカットされた部分に指を入れて開けばよい(写真=中央/右)

Logicool Keyboard Case For iPad 2にiPad 2を装着する様子
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Logicool Keyboard Case For iPad 2にiPad 2を装着した状態
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Logicool Keyboard Case For iPad 2からiPad 2を取り外す様子
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