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» 2011年09月27日 18時57分 UPDATE

ICONIA TABで手塚漫画を全部読め読め:日本エイサー、UltrabookにHoneycombと充実の新モデルを発表 (1/3)

日本エイサーが2011年秋に投入する新製品では、ノートPCで“Ultrabook”モデルが登場、7型ワイドディスプレイのICONIA TABでは“電子コミック”利用を訴求する。

[長浜和也,ITmedia]

Acer独自の技術でUltrabookはさらに使いやすく

 ノートPCで登場する「Aspire S3」(以下、S3)は、デザインを重視した薄型ボディのデザインを取り入れたインテルが提唱する“Ultrabook”のコンセプトを反映したモデルだ。搭載するCPUとデータストレージが異なる2機種が用意し、上位モデルのS3-1(仮称)は、CPUがCore i7-2637M(1.7GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.8GHz、3次キャッシュメモリ4Mバイト、TDP 17ワット)、データストレージに容量240GバイトのSSDを搭載する。実売予想価格は15万円前後。

 下位モデルのS3-2(仮称)は、CPUがCore i3-2367M(1.4GHz、3次キャッシュメモリ3Mバイト、TDP 17ワット)、データストレージに容量320GバイトのHDDを搭載する。実売予想価格は9万円前後。

 ともにボディサイズは323(幅)×218.5(奥行き)×13.1〜17.5(厚さ)ミリと、最薄部で13.1ミリを実現する。液晶ディスプレイは13.3型ワイドで解像度は1366×768ドット。このサイズで重さは約1.4キロ未満になる予定だ(製品出荷に向けて現在チューニング中)。この状態でバッテリー駆動時間はS3-1が約7時間、S3-2が約6時間となる。

kn_acerfall_01.jpgkn_acerfall_05.jpgkn_acerfall_06.jpg 最薄部13.1ミリ、アルミ天板を採用するデザイン第一主義のAspire S3。そのコンセプトは底面にも及び、排気口やカバーを設けていない。そのため、バッテリーの交換だけでなくHDDやメモリの換装もできない。本体奥にある鏡面仕上げのパネルはHDDカバーでHDDを衝撃から守るために取り外しができない構造になっている

 本体搭載のインタフェースは、デザインを重視して側面をきれいに見せるために、2基のUSB 2.0とHDMI出力を背面に搭載し、側面にはカードリーダ(SDメモリーカード、MMCに対応)とヘッドフォンとマイクのコンボ端子だけを配置する。デザイン重視はボディパネルにも反映して、天面はヘアラインの入ったアルミニウムを、キーボードトップ面はマグネシウム合金を採用した。その一方で軽量化のために液晶ディスプレイのベゼル面と底面はプラスチックパネルを用いている。キーボードはアイソレーションタイプでキートップにはラバーのような滑りにくい質感を持たせている。

kn_acerfall_03.jpgkn_acerfall_04.jpgkn_acerfall_02.jpg 左側面にはヘッドフォンとマイクの兼用端子のみ(写真=左)。主なインタフェースは背面に備える。とはいえ、USB 2.0が2基にHDMIとその種類は少ない。右側面にはSDメモリーカードスロットだけを備える(写真=右)

 Aspire S3担当のプロダクトマネージャーを務める日本エイサー プロダクト&マーケティング部コンシューマープロダクト課シニアプロダクトマネージャーのイザベル・チャン氏は、S3で採用した独自機能として、「Acer Instant On」「Acer Instant Connect」を紹介した。

 Acer Instant Onは、ユーザーがS3をスリープモードに移行した後、一定の時間起動しなかった場合に、自動で休止状態に移行するだけでなく、システムメモリに展開しているデータをフラッシュメモリに保存することで、従来時間がかかっていた休止状態からの復帰を短時間で行えるようにする。S3は上位モデル下位モデルともに、休止状態移行でシステムメモリのデータを保存するための“専用”フラッシュメモリを「十数Gバイト」(チャン氏)の容量で実装しているという。

 この機能によって、休止状態からの復帰が6秒で可能になるほか、通常のノートPCでは休止状態のまま3〜7日間でバッテリーがなくなるところ、Acer Instant Onを有効にしたS3では、50日間バッテリーが持続するとチャン氏は説明する。なお、スリープ状態から休止状態へ移行するまでの時間は、工場出荷状態で480分としているが、この時間はユーティリティの「Deep Sleep Setting」で120分に変更できる。

 Acer Instant Connectは、復帰したPCが短時間で無線LANを使えるようにするために導入した。通常の無線LAN接続では、復帰後にアクセスポイントをスキャンするため10秒ほどかかるが、Acer Instant Connectは、スキャン中に使えるアクセスポイントが見つかれば、そこでスキャンをやめて接続処理に入るため、2.5秒で処理が終わるという。なお、この技術は短時間で無線LANを使えるようにすることを重視しているため、スキャンをやめたあとでより電波強度の強いアクセスポイントがあった場合は、ユーザーが手動で接続するようになる。

 このほかにも、パームレスト表面の温度が通常使用時で27度以下、高負荷使用時でも34度と体温より低く抑えるほか、ひざに本体を載せても熱で不快にならないように、キーボード面で取り入れた外気をすべて背面のスリットから排出し、底面には排気口を設けていないことや、消費電力を抑えたBluetooth 4.0+LEの採用などが特徴として紹介された。

kn_acerfall_07.jpgkn_acerfall_08.jpgkn_acerfall_09.jpg 日本エイサーが示したAcer Instant OnとAcer Instant Connectの概要(写真=左)。Acer Instant Onでスリープ状態から休止状態に移行する時間はユーティリティで120分と480分から選べる(写真=中央)。パームレストの温度は高負荷動作でも34度を超えることはないと日本エイサーは説明する(写真=右)

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