「小さいは正義」――標準より6センチ短いGTX 560 Tiカードが話題に古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2011年10月11日 11時14分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「APUとマザーセットで1万円ちょっと!」――デュアルコアLlano「A4-3300」がデビュー

 10月初旬に登場した「A4-3400」に引き続き、先週はさらに安価な統合プロセッサー「A4-3300」が登場した。価格は6000円以下。A4-3300は2.5GHz動作のデュアルコアCPUとGPUコアの「Radeon HD 6410D」を統合したAPUで、TDPは65ワットとなる。PC DIY SHOP FreeTは「6500円弱のA4-3400よりもCPUクロック数が200MHz低くて、GPUのクロックも抑えているようです。それでもまぁ、エントリーなLlanoということである程度は売れてくれるかなと思います」と話していた。

AMD「A4-3300」

 A4-3400よりも500円程度しか安くないものの、A4-3300の定番化を期待する声はいくつかあった。某ショップのAMD好きスタッフは「AMDユーザーの多くは伝統的にトータルコストを抑える意識が強いんですよ。LlanoならGPUもオンボードよりもはるかに優秀ですし、CPUはAthlon II程度で十分という場合も多いですしね。これとA55マザーを組み合わせると、1万円ちょっと。Atomマザーが登場したころと同程度なんです。それでゲームもそこそこできるマシンが組めるんだから、エントリー系のAMDファンにはたまらないものがあると思いますよ」と熱く語っていた。

 A55マザーの先週の新製品としては、ギガバイトからmicro ATXサイズの「GA-A55M-DS2」が登場している。アナログRGBとDVI出力を備えるほか、PCI Express x16スロットと同x1スロット、PCIスロットをそれぞれ1基用意している。価格は5000円弱だ。

 TSUKUMO eX.は「SATA 3.0やUSB 3.0対応を気にしないなら、A75よりもA55のほうが断然お得なので、ロープライスでマシンを組むならよい選択肢だと思いますよ。基板のクオリティも高めているので、長く使うにも安心ですしね」とプッシュしていた。

ギガバイト「GA-A55M-DS2」

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