“家族と過ごす楽しい時間”を作る――日本マイクロソフトの年末商戦向けキャンペーンキンコン梶原、子連れで発表会に登場(1/2 ページ)

» 2011年11月10日 00時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
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製品のスペックではなく、使い方を宣伝するキャンペーンに

photo マイクロソフト 執行役ホーム&エンターテイメント事業本部リテールビジネス事業部長の五十嵐章氏

 日本マイクロソフトは11月9日、年末商戦に向けた販売促進を目的とする「かぞくがいちばん。」キャンペーンを実施すると発表した。キャンペーン期間は2011年11月11日から2012年1月15日まで。

 このキャンペーンを通じ、日本マイクロソフトはWindows 7搭載PCや、Office 2010、Windows Phone、Xbox 360、Kinectなどの同社製品を活用し、家族や親しい人と楽しい時間を過ごすというライフスタイルを提案していく。2011年11月11日からテレビCMが放映されるほか、1万本限定のOfficeパッケージ「Microsoft Office 2010 ボーナスパック」の販売や店頭キャンペーンなどの施策を行う。

 WindowsインストールPCの販売状況について、同社執行役ホーム&エンターテイメント事業本部リテールビジネス事業部長の五十嵐章氏は「Windows 7発売以降、スタンダードPCの販売台数が伸びる一方で、Windows XPを搭載したPCがまだ約1550万台使われている」とし、まだまだWindows 7搭載PCの潜在的な需要はあると述べた。

 今年のキャンペーンは、例年のキャンペーンとは趣向を変えた。「かぞくがいちばん。」キャンペーンでは、1つの製品を取り上げて宣伝するのではなく、PC、オフィススイート、スマートフォン、ゲーム機とさまざまな製品の連携にスポットを当てている。これは同社で初の試みなのだという。「今までは製品のスペックや性能をアピールしていたが、今回は製品の使い方やライフスタイルに焦点を当てている。いま持っている製品を組み合わせれば、すぐに実現できるというのがポイント。一般的なファミリー層がターゲットだ」(五十嵐氏)

photophoto 五十嵐氏はWindows XPを搭載したPCは現在も約1550万台あると述べた(写真=左)。複数の製品で統一のプロモーションを行うのは同社初の試みという(写真=右)

 五十嵐氏は続いて、販売店に対するサポートの取り組みについて説明した。販売店に来た顧客がPCを購入するまでの行動を調査したところ、全購入者のうち52%が購入するPCを想定せずに量販店に来店、40%が購入を検討して初めて訪れた店でPCを購入するという事実や、キーボードの操作感やデザイン、店頭での接客を重視する顧客が多いという結果を受け、販売店と協力してPCの売り場を改善していくとアピールした。来店者の目を引き付けるため、店頭でWindows 7の活用法を紹介するカタログを配布するなどの施策を行うとともに、キャンペーンのターゲットも考慮し、家族連れの顧客が利用しやすい売り場づくりを目指すとしている。

photophoto ターゲットは一般的なファミリー層だと五十嵐氏は述べた(写真=左)。顧客のPC購買行動についての調査結果。顧客の購入体験を向上させることが狙いだという(写真=右)

 キャンペーンと連動して店頭でのデモイベントも開催する。2011年11月下旬から2011年12月にかけて実施予定だとし、現在ビックカメラ有楽町店やヨドバシカメラマルチメディアAkibaでの開催が決定している。イベントの情報はキャンペーンページで順次公開するという。

 これらの施策に加え、マイクロソフトは年末商戦向けにOffice 2010の特別パッケージを用意。Office Home and Business 2010とWireless Mobile Mouse 4000のセットを「Microsoft Office 2010 ボーナスパック」として1万本限定で2011年11月11日より販売する(在庫がなくなり次第、販売は終了)。Xbox 360についても、Kinect専用ゲームを2本バンドルしたパッケージを期間限定で販売するという。また、期間内に対象商品を購入するとデジタル一眼や旅行券10万円分などが当たるプレゼントキャンペーンも実施する。

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