「これが我々の生命線になるでしょう」――Sandy Bridge-E系パーツが多数登場古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2011年11月14日 11時44分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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空冷タイプのAMD FX-8150が瞬殺&ASUSTeKからもGEN 3.0対応マザーが登場

 11月初旬の水冷キット付き限定モデルに引き続き、先週はAMDから空冷クーラーを付属する通常版の「FX-8150」が登場した。価格は2万5000円弱だが、入荷後にすぐ売り切れるショップが続出し、現在は入手困難となっている。

 ソフマップ秋葉原本館は「FXシリーズは6コアと4コアがさっぱりなのに、8コアは本当にすごく売れますね。FX-8150に関しては、自作の水冷環境に組み込みたい人も少なくないでしょうし、むしろ通常版を待っていた人もいたのかなと思います」と話していた。

 FX-8150の再入荷の目処はまだ立っていないとの声が大半だったが、それ以上にGPU統合型の「A8-3800」の入荷を待ち望むショップが多かった。TSUKUMO eX.は「GPU込みの4コアでTDP 95ワットということで、1カ月以上前から待ち望む声が届いています」という。先週も、ギガバイトからmini-ITXサイズのA75マザー「GA-A75N-USB3」が登場するなど、A75マザーのラインアップは順調に増えている。価格は1万円弱だ。

TSUKUMO eX.の価格表。FX-8150通常版を含む8コアのFXはすべて売り切れだった(写真=左)。ギガバイト「GA-A75N-USB3」(写真=右)

 そのほか、ASUSTeKのZ68マザーも一新していた。インテルの次世代CPU「Ivy Bridge」と組み合わせると、PCI Express 3.0対応となる「GEN3」世代となった3ラインアップで、上位モデルから順に「P8Z68 DELUXE/GEN3」「P8Z68-V PRO/GEN3」「P8Z68-V/GEN3」の3種類。価格は順に2万7000円弱、2万3000円弱、1万8000円弱となる。

 PC DIY SHOP FreeTは「基本的な仕様は、末尾に『GEN3』がつかないモデルと同じですが、まあ今後は将来性を求めて購入されるという人もいるでしょう。これで主要メーカーは一通りGEN3対応モデルを投入したことになりますね」と話していた。

ASUSTeK「P8Z68-V/GEN3」(写真=左)。PC DIY SHOP FreeTのマザーボードコーナー(写真=右)

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