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» 2011年11月22日 11時00分 UPDATE

“ニコニコ実況”対応:ニワンゴと協力して若年層へアプローチ――アイ・オーの地デジチューナー「GV-TV100」

アイ・オー・データ機器は、USBスティック型の地デジチューナー「GV-TV100」を発売する。ニワンゴと協力し、「ニコニコ実況モード」を搭載。同社が従来アプローチできなかった若年層へ訴求する狙いだ。

[池田憲弘,ITmedia]

アイ・オーとニワンゴ、双方にメリット

 アイ・オー・データ機器は11月22日、PC用地デジチューナー「GV-TV100」を発表した。2011年11月下旬に出荷を開始する。価格は6615円(税込み)。

photophoto PC用地デジチューナー「GV-TV100」。PC周辺機器では、初めて「ニコニコ実況」に対応した(写真=左)。GV-TV100のパッケージ(写真=右)

 GV-TV100は、USBスティック型の外付け地デジチューナー。ワンセグ放送にも対応しており、地デジとワンセグは手動で切り替えられるほか、地デジの受信電波が弱くなると、自動でワンセグに切り替える機能を備える。

 本製品は、番組を見ながら投稿したコメントを共有するサービス「ニコニコ実況」に対応するのが大きな特徴だ。ニワンゴと協力して製品を開発、テレビ画面にコメントをオーバーレイ表示し、番組視聴中にコメントができる「ニコニコ実況モード」機能を実装した。

photo ニコニコ実況モードの画面。ニコニコ実況のユーザーインタフェース(UI)をほぼそのまま採用している

 PC周辺機器メーカーとニワンゴという“意外”な組み合わせだが、製品担当者によれば、ニワンゴとの協業の話は順調に進んだという。「同社の製品は、PC周辺機器を好む30代から50代の男性が主なユーザーだが、若い人たちにも製品をアプローチしたいというニーズがあり、逆にニワンゴ側はニコニコ動画にあまり馴染みのない層へアプローチできるというメリットがあった。今回の製品をきっかけに、機会があればこれからも共同で製品を作っていきたい」(製品担当者)

 2010年12月に発売したUSB地デジチューナー「GV-MVP/FZ」と比較すると、機能はシンプルだが、求めやすい価格帯を実現した。PCでニコニコ実況を楽しむような、10代や20代の若年層をターゲットとしているためだ。「低価格を実現するために、思い切って機能を削った。ニコニコ実況のユーザーはもちろん、安価で小さな地デジチューナーとして需要はあると思う」(製品担当者)

業界最小・最軽量のボディ

 GV-TV100は同社が業界最小・最軽量をうたう小型ボディ(2011年11月22日現在、PC用地デジ/ワンセグチューナーにおいて。同社調べ)を特徴とする。本体サイズは23.1(幅)×65.5(奥行き)×11.5(高さ)ミリ、重量は約12グラム(ロッドアンテナ含まず)となる。

 テレビ視聴用ソフト「テレキング」を付属し、iEPGによる視聴予約や録画予約に対応する本製品で録画したワンセグの番組を、無線LAN経由でiPhoneやiPad、Android端末にダビングすることも可能だ(専用アプリ「TVPlayer」にて対応)。

photophoto テレキングは使いやすさを重視したUIとなっている。視聴予約や録画予約にも対応する(写真=左)。ワンセグ視聴の場合は、付属のアンテナを伸ばすとよい(写真=右)

 対応OSはWindows 7(32ビット/64ビット版)/Vista(32ビット版)。ロッドアンテナとF型コネクタ変換ケーブル、miniB-CASカードが付属する。

 ※初出時、対応OS表記に誤りがありました。正しくは上記の通りです。お詫びして訂正いたします

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