“ソーシャル時代”に合った新しいPC――プロジェクター内蔵PC「aigo Projector Cloud」登場OS/無線LAN入りのプロジェクターが4万9800円(1/2 ページ)

» 2011年12月20日 17時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
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プロジェクターを内蔵する小型PCが登場

photo プロジェクター内蔵PC「aigo Projector Cloud」

 エグゼモードは12月20日、プロジェクター内蔵PC「aigo Projector Cloud」を発表した。同日より予約を開始し、2011年12月下旬に発売する。同社直販サイトでの価格は4万9800円(税込み)。

 この製品は、DLP方式のプロジェクターを内蔵したPCで、組み込みOS「Windows Embedded CE 6.0」を搭載する。90.8(幅)×98.8(奥行き)×31.2(高さ)ミリ、重量230グラムという、手のひらサイズの小型筐体を特徴とする。光源にLEDを採用し、輝度は最大300ルーメン。3.5インチから150インチまでの投影が可能で、コントラスト比は1000:1。解像度は1024×768ドットに対応する。

 ストレージは2Gバイトの内蔵メモリを搭載するほか、本体にSDHC対応microSDメモリーカードスロットやUSBポートを備えており、microSDHCメモリカードや、USBメモリを利用できる。また、オンラインストレージサービス「ServersMan@Disk」が無料で3カ月間利用でき(容量は10Gバイトで、無料期間以降は月額210円)、連携アプリをプリインストールする。

 インタフェースは、SDHC対応microSDメモリーカードスロットやUSBポート×2のほか、アナログRGB入力、音声出入力、USB mini-Bポートを備え、IEEE802.11b/g準拠の無線LANを利用できる。このほか、出力1ワットのスピーカーを搭載する。

 ドキュメントファイルの閲覧や編集が行えるほか、Internet ExplorerによるWebブラウジングにも対応する。また、VNC(Virtual Network Computing)環境にあれば、サーバーを通じて他のPCなどのディスプレイ画面を投影するCloud Mirror機能を備える。

photophoto ポインティングデバイスとして、USBマウスを付属するほか、本体天面にタッチパネルを内蔵しており、製品単体での操作が可能だ(写真=左)。本体背面にさまざまなインタフェースを備える(写真=右)
photo オプションのバッテリー「ポータブルパワーパック N2688」

 電源は付属のACアダプタを使用するか、オプションのバッテリー「ポータブルパワーパック N2688」を用いる。こちらは、容量2万2000mAhのバッテリーで、2012年1月下旬に発売する。価格は2万2800円(税込み)。aigo Projector Cloud Premiumに接続すると、約2.5時間動作する。14種類のコネクタが付属し、本体サイズは114(幅)×189(奥行き)×23.5(高さ)ミリで、重量は約640グラム。

 USBマウスやACアダプタのほか、天井投影も可能な三脚、アナログRGBケーブル、コンポジットケーブル、USBケーブル、電源ケーブル、持ち運び用のポーチが付属する。

 また、上位パッケージとして「aigo Projector Cloud Premium」を用意する。こちらは通常の付属品に加え、サイズが大きな三脚、折りたたみ式のA4サイズのスクリーン、ワイヤレスキーボード(タッチパネル内蔵)が付属するほか、オンラインストレージサービス「ServersMan@Disk」の容量100GBプランが最大1年間無料で利用できる。価格は7万9800円(税込み)となる。

photophoto 標準パックの付属品(写真=左)。ワイヤレスキーボードはUSBレシーバーを使う(写真=右)
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